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・1938 年東京生まれ。
・1961年 東京大学法学部卒業後、2年間、外務省研修生としてフランスに留学。
・分析課長、中東第一課長、宮内庁御用掛、在アルジェリア公使、在仏公使、国連局審議官、公正取引委員会官房審議官、在セネ ガル 大使、衆議院渉外部長など を歴任。
・96年〜99年9月、在スイス大使。

・その後、東海学園大学教授(1999〜2011年)、原発震災を防ぐ全 国署 名連絡会顧問(2004〜2008 年)、京セラ株式会社顧問(2000〜2002年)、稲盛財団評議員(2000〜2002年)、サカエ・ シュテュンジ財団理事(日本とスイスの関係促進を目的とするスイス法人。2002〜2012)、地 球システム・倫理学 会常任 理事(〜2016年)を歴任。
・現在、公益財団法人日本ナショ ナル トラスト顧問(2004〜)、原 発震災を 防ぐ全国署名連絡会名誉顧問、東海学園大学名誉教授、 天津科技大学名誉教授、工学院大学孔子学院客員研究員、日本ビジネ スインテリジェンス協 会顧問、一般社団法人日中酒道協会顧問。
2022年9月26日、東 久邇国際文化褒章を受賞。



 Information
●地球システム・倫理学会、緊急アピールを発出 (2011.3.18)
●上智大学で「福島原発事故と地球倫理──世界の安全保障問題」と 題し 講演を行う(2014.11.20)

●国際NGO「自然解決事業団」(Natural Solutions Foundation))がまとめた、福島第一原発事故以降の村田氏の活動を伝える『Draft "Crisis of Civilization" eBook 』(THE CRISIS OF CIVILIZATION)を リンク先に掲出。 (2016.12.10)


著書

●新しい文明の提唱── 未来の世代へ捧げる
(株)文芸社刊・1200円(2000年12月刊行)4刷出来! 詳 細

●原子力と日本病
朝日新聞社刊・1200円(2002年6月刊 行)
Amazon にて購入できます

●歴史の危機の入り口に立つ日本(2006.11 発売)
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31792944
中西輝政、加地伸行、大越俊夫、村田光平、各氏による共著(ごま書房)


新しい文明の創設と地球の非核化を求めて
現代文明を問う
運命共同体の関係にある日本及び中国の将来のために
(2006年8月発行 中国語・日本語併用の冊子 内容は下記「原子力と日本病」【電子書籍版】に含まれる)

●新しい文明の提唱──未来を生きる君たちへ(2019.7 発売)
上記「新しい文明の提唱」の電子書籍版 詳 細・購入

● 原子力と日本病【電子書籍版】(2020.1発売)
上記「原子力と日本病」の電子書籍版 詳 細・購入  発 売元
Amazon Kindleストア総合売れ筋ランキング第2位獲得(2020年3月27 日)


村 田氏への直通 メール



原子力、新エネルギー関連サイトなど。なお、当サイトはリンクフリーです。



   
 Since2002.9.11

2025年4月3日 更新

「近況報告」に「拙著の英訳を追加。

☆ 「近況報告」にジャンプ

☆「トピックス」 にジャンプ




1997〜 99年までの主な活動

2000 年〜2002 年までの主な活動

2003〜2005 年までの主な活動




2006年以降の主な活動も掲出。

「発 信 メッセージ」コーナー









●地球システム・倫理学会、プ レスリリースを発出  “3.11を「地球倫理の日」に!世界ユネスコクラブ連盟が公式に提 案”(2013.3.11)























村田光平  自 己紹介
血 筋
父方の先祖は長曾我部元親の家臣家老職の
村 田治郎光重(ミツシゲ)で私の名前光平(ミツヘイ)の源です。母方の大伯父の弘田司は東大 で小児科を創設し、大正天皇の侍医でした。
両親は本州四国の連絡船で知り合い駆け落ちして上京し医師を目指しましたが果たせず食品工場を始めました。
安岡正篤は遠縁にあたります。祖母は安岡家の出身です。
祖父は谷干城の友人でした。自由民権運動に携わり片腕を失ったと聞いております。初代専売局長の仁尾 惟茂は父のいとこにあたります。


幼少期

相撲、水泳、野球、柔道が好きでした。近所の相撲大会でよく好成績を収め表彰された思い出があります。
映画館にも週末によくでかけました。中学時代には年間に米国の西部劇を百本ほど観る年もありました。
野球部に中学3年から高校2年まで属しました。中学野球部の荷物置き場のすぐそばのカナダ人の家族(大使館付属武官)と知り合い、よく家に食 事に招かれ、その一人息子(10歳前後)と親しくなったことが思い出されます。
高校時代には勉強の合間にトルストイの「アンナカレーニナ」、谷崎潤一郎の「細雪」などの古典を読んだことが楽しく思い出されます。また、 NHKのラジオ講座で英会話、フランス語、ドイツ語を毎朝聞いておりました。
野球部の関係では選抜され神宮球場でプレイできたことが貴重な経験でした。
 
学生時代
テニス部に2年弱所属し、ESSの部長を3年勤めました。二人で組んで参加する大学間の全国英語討論大会では準優勝を収めました。英語劇への 出演、弁論大会への参加、5月祭でのスピーチ等々幅広く活動しました。
外交官試験の準備に多くの時間を割きましたが、今なお付き合いが続くスイスから来日したKate and Ralph Winter夫妻(夫人はペルー提督の末裔)との出会い、絵画、音楽関係の芸大生との交流などが楽しく思い出されます。後日有名になった作家 の森瑤子さん もその一員でした。
石井志都子さんのヴァイオリンのレッスンを続けました。
国際学生会議では後にバルチュス画伯夫人となる節子de Rolaさんと出会いました。
 
社会人
外務省時代、出向で宮内庁に御用掛(仏語通訳)として、公正取引委員会に審議官として、衆議院事務局に渉外部長としてそれぞれ出向しました。
渉外部長として衆議院議長と外国の来賓の会談にはすべて立ち会いました。中国の全人代の事務局と衆議院事務局の交流を実現したことは中国、中 国語に対する関心を深めるきっかけとなりました。
御用掛としては陛下と国賓との会見に出席できたことは貴重な経験でした。
駐セネガル大使時代にはディウフ大統領の熱意にこたえ、太陽エネルギーの日本からの導入を実現して感謝され、離任後も私の活動を激励いただく 関係が築かれました。
 
駐スイス大使時代から、人道主義の立場から原発の危険性を訴え始めました。覚悟を要する「原子力タブー」破りです。IPPNW(核戦争防止国 際医師会議) のスイス支部共同創設者のMartin Vosseler 氏及びAndreas Nidecker 氏両名との親交が得られたことは、その後の活動の強力な支えとなりました。Martin Vosseler 氏は太平洋をソーラーボートで横断するというギネス記録の保持者で、私の活動に対する最も熱心な支援者の一人でした。Jean Zwahlen 元スイス中央銀行理事夫妻からも長年に亘り激励をいただいております。
 
忘れられないのは、問題を抱え通学をあきらめた子供たちに救いの手を差し伸べる師友塾との関係です。講演、野球部応援など大越塾長の熱心な依 頼を受けて子 供たちと楽しく交流できました。真夏の全国大会で度重ねて上位進出し、そのたびに熱中症を恐れながらの応援が忘れられません。師友塾は真の指 導者(グロー バル・ブレイン)などの教育論を発信する貴重な場でした。拙著「歴史の危機の入り口に立つ日本」はこの体験から生まれました。

4人の子供がおり、長女は英語教師、長男光央は米国証券会社キャンターフィッツジェラルドの日本法人社長、次男は警視庁警部補、三男はオリッ クス課長代理です。

定年後
退職前後の心境は、1998年の新年の挨拶で、経済利潤の追求を優先するより「足るを知る」哲学を支えとして各個人が幸福になれる社会を実現 する精神文明 の創設を訴えたことに集約されます。また、脱原発や環境税の検討といったスイスの政策を評価する私的な文書を発信したところ、閣僚懇談会で 「原子力政策に 反する」と批判されたことが1999年4月10日付朝日新聞で大きく報じられました。「原子力タブー」の存在を印象付けられた体験でした。
 
退職後、拙著「新しい文明の提唱〜未来の世代へ捧げる」及び「原子力と日本病」を2000年及び2002年にそれぞれ出版し、「原子力タブー 破り」の発信 活動に乗り出したのはこのような背景からです。五井平和財団の西園寺昌美会長は「新しい文明の提唱」の「あとがき」でこれからは一人一人が責 任と義務を負 うべき個の時代へと変わるよう訴えられました。また、2冊とも帯で筑紫哲也氏に推薦されました。
 
最初の大掛かりな活動は下河辺淳(元国土庁事務次官)、相馬雪香(尾崎行雄記念財団副会長)他4名の連名で「浜岡原発の運転停止を求める声 明」(平成14年5月20日付)を発出したことでした。
そして浜岡原発の運転停止を求める100万人全国署名の発起人となり、影響力のある著名人に働きかけて発起人になっていただきました。例えば 退職後、稲盛 京セラ顧問及び稲盛財団評議員を2年間勤めましたが、稲盛和夫会長は私の活動に対する心強い理解者で、梅原猛さん、坂本龍一さん、相馬雪香さ ん、下河辺敦 さん、田中康夫さんらとともに発起人を引き受けて頂きました。全国署名は2011年に達成され、菅直人総理の要請により実現した浜岡原発の運 転停止の重要 な不可欠な背景となりました。
 
2005年6月、スタンフォード大学で開催されたOBサミット・専門家会合とOBサミット総会に出席する機会を得ましたが、「未来の世代の代 表」を志す者 として最終声明の中に「人権は未来の世代を含むすべての人の所有物である」との一文が私の主張で入れられたことが特記されます。
 
2011年3月の福島原発事故発生当時、地球システム・倫理学会の常務理事でしたが、事故直後緊急アピールの発出を担当し、国連倫理サミット の開催と地球 倫理国際日の創設を訴えました。地球システム・倫理学会は2012年4月5日、緊急アピールを発出し、国際社会が3月11日を「地球倫理の 日」と定め、世 界のすべての人びとが地球と文明の未来を考える反省の日とすることを提唱しました。世界ユネスコクラブ連盟は“3.11を「地球倫理の日」に すること”を 公式に提案するに至りました。(2013.3.11)
 
参議院予算委員会公聴会(2012年3月22日)における公述人としての発言は注目されました。福島事故の教訓が「経済重視から生命重視への 移行」である こと、および世界の危機の真因が倫理の欠如であることを指摘したこと、国連倫理サミットの開催につき潘基文国連事務総長より前向きの返書を受 領したこと、 また、オバマ大統領の「核のない世界」の支持を含む私の発信活動に対してルース駐日米大使より謝意を伝える書簡が寄せられたことを披露したこ となどがその 内容でした。特に強調したのは天地の摂理(天の摂理に地を加え哲学であることを示した私の造語)は不道徳から人類と地球を守る、これが悠久の 歴史から導き 出される歴史の法則であるという点でした。
国際的な支援の動きにも言及しました。
再処理工場の危険性を改めて訴えましたが、欧州の代表的な環境学者、エルンスト・フォン・ワイゼッカー教授から得られた支持に言及しました。
この公聴会で世界が注目していた福島第一4号機の危険性を指摘する機会を得ました。4号機の危険性については細川護熙元総理も重視され野間文 学賞受賞のご挨拶で強く訴えてくださいました。
 
定年後の発信活動に加え、中国との関係は言及に値します。
スイス在勤時代より中国語の勉強を始めました。定年後工学院大学の孔子学院で学習を続けました。自宅で中国テレビの連続劇をよく見ておりま す。
2008年に天津科技大学に招かれて「現代文明を問う」と題する講義をした私に名誉教授の称号が与えられました。中国通として著名な南村志郎 氏の協力をいただきました。
在日中国大使館次席大使からは、そのころ私の活動が原発の安全確保の管理の重要性を想起させるものであるとして謝意が寄せられました。
中国の首脳には長年に亘りメッセージを送り続けて参りました。
その中で特に原子力にとって代わるべき自然エネルギーの重要性を強調しました。
中国との文化交流の関心があり、現在、鳩山友紀夫元総理が名誉顧問を務められる「日中酒道協会」の顧問を務めております。鳩山元総理は東京五 輪の開催に当初から反対の立場を公にされました。
 
政治家との関係に関しては駐スイス大使時代、橋本龍太郎総理とは麻布学園のクラスメート、池田行彦外務大臣とは東大でのクラスメートでした。 橋本総理を応 援する「麻立会」は麻布出身の議員が多く、福田康夫元総理は元官房長官として上述のOBサミットに出席され、ご指導をいただきました。
 
セネガル在勤中にディウフ大統領の要望に応じ太陽エネルギーを導入し、同大統領は離任後も長年に亘り私の活動に声援を送って下さいました。
カーター米大統領、アル・ゴア米副大統領からも返書をいただいており、励まされました。マレーシアのマハティール元首相からは原発の導入に反 対する立場を伝える書簡をいただきました。
脱原発の活動を続けられる小泉純一郎元総理を応援する原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)の幹事として自然エネルギーの推進に関わっ ております。
9月26日八芳園にて東久邇国際文化褒章を受賞しました。
 
まとめ
 
純然たる人道主義に立脚する立場から反原発の発信を続けております。民事、軍事を問わない核廃絶は日本の歴史的使命と信じます。 そのために国 連倫理サミットの開催により地球倫理の確立を図り、現在の「力と支配に立脚する父性文明」から「倫理と連帯に立脚する母性文明」への移行を実 現することと が不可欠と信じます。
脱原 発(核廃絶とエネルギー政策転換)に関する主要な活動と発言 ま とめページ

 2001〜2011年12月までの核・原子力関係に対する村田氏の活動・発言のうち、重要な ものを当時の原文のまま、まとめて掲出しました。





近 況報告
近年の発信内容を掲載
(以前のものは「発 信メッセージ」 コーナーに掲出)
拙著の英訳━━多方面への発信メッセージ  2025年4月3日


 2000年12月発刊された拙著「新しい文明の提唱」の英訳がAIでこのたび出来上がりました。見事な出来ばえで、喜んでおります。AIを見直しました。
 これからを生きる未来の世代に捧げた同書は、世界の現状を前にして不安を深める若者たちにとり有用な示唆を与えうると信じます。

 原子力が最大限活用されることになっておりますが、まさに不道徳です。日本に、そしてこのままで世界に耐えがたい不幸が到来することを何としても避けねばなりません。六ケ所村の再処理工場についてはプルトニウムは廃棄すべしとの立場の確立に伴い、その閉鎖は手続きを進める時間の問題となりました。他方、上記の不道徳な原発最大限活用の方針は市民社会として放置できるはずがありません。
 かねてより指摘してきた日本一新、世界一新の開幕が現実味を帯びだしております。
 原因不明のフラツキ、グラツキを抱えながらも初志貫徹を目指し続ける所存です。

村田光平
岡村伸男様 2025年4月1日

 久し振りに楽しいクラス会を開催頂き有難うございました。
 ご指摘の通り、このたびの豊富な話題は、新たな「活力」と「知恵」の宝庫でした。

 2000年12月発刊された拙著「新しい文明の提唱」の英訳がこのたび出来上がり
ました。
 見事な出来ばえで、喜んでおります。AIを見直しました。

 不道徳な原子力が最大限活用されることになっておりますが、まさに不道徳です。日本に、そしてこのままで世界に耐えがたい不幸が到来することを何としても避けねばなりません。六ケ所村の再処理工場については閉鎖は時間の問題となりましたが上記の原発活用の方針は放置できません。
 原因不明のフラツキ、グラツキを抱えながらも来年のクラス会が今から待たれます。

村田光平
所感(再処理工場) 2025年3月9日

 事故が発生すれば、最悪の場合地球の4分の1の面積に在住する住民の命が失われると言われる再処理工場の存続に、致命的影響を与える情報が出回るに至っております。
 日本政府は2028年中に同工場の完成を目指すとしておりますが、プルトニウムは使い道のないゴミであるとの認識が英国の政策転換により確立しつある状況下で、この立場を維持することは不可能になったと思われます。

村田光平



村田 光平様

 

原子力の危機ーー人類滅亡に繋がる警告の必要性と、日本人は声を大にして訴えるべきと思います

有難うございます。

世界は益々危機的な状況にありますので多くの村田様の様な方が必要な段階に達していると思います。


世界古代史研究家

一般社団法人 縄文道研究所

日本で最初の R「縄文道」 提唱者 

日本の陶祖 加藤藤四郎景正の末裔 23代目

代表理事 加藤 春一

プルトニウムの利用法はありません。小出 2025年3月6日

村田 光平 様


 こんにちは。
 しばしご無沙汰しておりました。
 英国がプルトニウムを廃棄処分にすると決めた件、情報をお知らせくださり、ありがとうございました。
 日本もいい加減に気づいて、再処理路線をやめるべきなのですが、どこまでこの国は愚かなのでしょうね。

 3月9日に青森市で、核燃サイクルに反対する集会があり、参加することにしました。
 その集会のチラシは以下のURLに載せました。

青森250309 .pdf

 余計なものですが、その時に使うつもりで作ったパワーポイントファイルを添付します(概要はこちら)。

 少しずつ春に向かっているようですが、まだ寒い日もあるでしょう。
 ご自愛のうえ、ご活躍ください。

            2025/3/6  小出 裕章
再処理工場の恐ろしさ 2025年2月19日処理工場の

 六カ所村再処理工場で事故が起これば福島1000期分の放射能が拡散!? 1万キロ四方の住人が急性被曝で死亡!?〜

村田光平氏(元註スイス大使)インタビュー

https://www.youtube.com/watch?v=jPU2YpExF_M

再処理に関する重要情報 2025年2月13日


 再処理工場の令和28年完成を目指す日本にとり、

「英国がプルトニウム再処理を放
棄した
日本の使用済み燃料の行き場はもうない
プルトニウムはゴミだ 資産ではない
                   上岡直見(環境経済研究所代表)」

との情報(たん
ぽぽ舎)が、一瞬に一万人の命を奪うとされる再処理工場の閉鎖の実現に資することが切望されます。

参考
https://www.nd-initiative.org/contents/10429/  英国は再処理から撤退、それでもセラフィールド工場は残り続ける(2022年1月)
https://www.asahi.com/articles/AST2100QVT21TIPE00LM.html  英、使い道ないプルトニウムを地中に廃棄方針 保管する日本分は未定
(2025年2月)

富重様 2025年2月8日


哲学の教えの三原則に言及したあいさつ文(2022年9月22日)をお届けいたします。 

   

東久邇宮国際文化褒章を受賞して         

元駐スイス大使 村田光


 このたびは東久邇宮国際文化褒章を受章する栄に浴することとなり、数多くの同賞受
賞者と連帯で結ばれるに至ったことは無上の喜びです。

 世界は天災の激甚化に加えて倫理の欠如に起因する危機に見舞われております。古代ギリシャのプラトンの名言「すべての王様が哲学者にならない限り人類の不幸は無くならない」が想起されます。感性の重要性を説いたチャップリン(「我々が必要としているのは利口さよりも思いやりとやさしさである」)、及び「星の王子様」の著者サン・テグジュペリ(「大事なことは目ではなく心でしか見ることはできない」)はその傍証です。
 このような視点から最近哲学の教えの三原則を発信しております。


 それは1.天地の摂理 2.歴史の法則 3.老子の天網です。

 人類と地球を守るのは天地の摂理です。
 カーボンニュートラルを理由に、また、ウクライナ危機が招来しているエネルギー不足を理由に原発依存を強める動きが強まりつつありますが、これは邪道です。原子力は本来不道徳・無責任だからです。
 不道徳・無責任の永続を許さないのは歴史の法則です。
 老子は天網により全ての悪事は発覚し罰せられるとの警句を残しております。

 天地の摂理、歴史の法則及び老子の天網は哲学の教えの三原則です。

 このような哲学の教えに立脚した情勢判断が益々求められる現下の情勢、とりわけウクライナ危機です。
 世界が直面する危機をもたらしているのは倫理の欠如であることが益々明白です。これに対処するために長年に亘り提唱されてきた国連倫理サミットは、地球倫理の確立、力と支配の父性文明から和と連帯の母性文明への転換及び核廃絶という三位一体の目標を掲げております。

 母性文明は一万4000年の平和を生んだ縄文文明、日本が世界に誇りうる文明がその源泉です。国連倫理サミットは核廃絶への避けて通れない入り口です。

 脱原発も核廃絶もなかなか実現しません。今こそ脱原発は核廃絶実現の前提条件であると新たに位置付け、核廃絶運動と脱原発運動を結合して可視化することが現状打破に不可欠であると確信致します。


村田光平先生、富重正蔵です。

平和や核廃絶などについての素晴らしい文章をメールでいただき、全く同感です。

先生のメッセージを読むだけではなく、紙に手書きで移し取り、頭にたたきこみました。
いま、書き始めております「利他主義」に先生の氏名とともにメッセージを引用させてください。
力づくで自分の主張や利益を押し通す利己主義は、最後は天罰により破滅するでしょう。
利他主義は、世界中の人類や生き物、地球の自然がよりよい状態に維持します。

話は急に小さなことになりますが、今回の米の買い占め問題は、利己主義の例ですね。
値上げを誘導し、困窮者を無視し、自分が儲かればよい。
モラルの欠如です。
世界のリーダーから市民レベルまで、利己主義が蔓延しています。

私は、微力ながら、theムラタdoctrineを応援し、広めて行きます。

頓首

村田光平 様 2025年1月9日


 ありがとうございます。
 加藤周一さんの言葉です。

「これは日本に限らないのですが、知識人は、いまでもそうだと思いますけれども、戦争であれ、何であれ、権力に配慮して支持すると日当たりがいいというか、生活が楽になります。(笑い) だいたい生活が楽になるのはあんまり良いことじゃない気がするんです。楽になるのは、たいていどっかで少し心にもないことを言うからでしょう。知的に良心的に正直であるということは知識人の責任です。

 私は村田さんは「知的に良心的に正直である」知識人だと考えているのです。

横井幸夫

村田光平さま 2025年1月5日


“最終MESSAGE”を厳粛に頂戴致しました。

50年以上も前、在フランス大使館広報プレスセンターで職員として村田さんの薫陶を受けることが出来たのは稀有の幸せでした。時は流れて『ルーメル神父の広島被爆体験を語りつぐ会』講演会で講師としての村田さんに再会することが出来た時の感激!

そして、1214日のBIS講演を“体調を崩し中止を余儀なくされました。”との『近況報告』を拝見し、とても心配しておりました、、、


経済至上主義から生命至上主義への転換」と併せ「人道主義の普遍化」が人類の緊急課題です。 人類にとり宗教と並び哲学の重要性を認識させるために、「天の摂理」に加え「天地の摂理」という言葉をつくりました。

 そして哲学の教えとして、この天地の摂理(地球と人類を守る)に加え、歴史の法則 (不道徳の永続を許さない)、老子の天網(悪事は露見し天罰が課される)の三原則にまとめ発信し続けています。


しっかりと受け止めさせていただきます。


12
29日カーター元大統領が100歳でお亡くなりになりました。

トランプ氏は大統領就任式の時、国旗の半旗掲揚など見たくないと述べ、政争の具にされようとしています。平和と人権と無私の愛を唱えたカーター氏の志と共に“良きアメリカ人”は世界のリーダーとしてのアメリカから消えてしまうのでしょうか?

被団協がノーベル平和賞を受賞した時に親しい友人に送った文章を添付します。私自身も健康問題を抱え大変心もとないのですが、村田さんのお志を少しでも繋いで行きたいと思っています。


これからも村田さんの『オフィシャルサイト』でご薫陶いただきたいと願っております。

寒さは一段と厳しさを増していますが、くれぐれもご自愛ください。

金田百合子

村田光平 様 2025年1月4日

 

明けましておめでとうございます。

 

最後のメッセージ、感謝の念をもって 受け取りました。

長期に亙り日本と世界に核なき平和の実現の為に発信されてきた功績には、敬意と感謝です。

多くのメッセージに改めて感謝申し上げます。

 

今後共初心貫徹で 頑張って下さい。

 

我々のグループの関係者には、代表して配信させて頂きます。

 

健康にはくれぐれもご自愛下さい。

 

世界古代史研究家

一般社団法人 縄文道研究所

日本で最初の R「縄文道」 提唱者 

日本の陶祖 加藤藤四郎景正の末裔 23代目

代表理事 加藤 春一

村田光平先生 2025年1月4日

 

 メール拝受いたしました。

 駐スイス大使在任中から変わらずに脱原発・反原発を訴えてこられたことに心から尊敬申し上げております。

 御退職後も精力的に総理大臣や国会議員等国内外さまざまな方面に発信し続けてくださったこと深く感謝申し上げます。

 先生が発信された数々の真理は多くの人々の胸に響いていることと確信しております。

 

 2019年(令和元年)12月16日(月)「内幸町ホール」で先生に初めてお目にかかりました。

 なかなか裁判での結果が思わしくない中、先生のメッセージによってどんなにか勇気づけられたことでしょう。

 誠にありがとうございました。

 

 美空ひばりさんの「一本の鉛筆」心に沁みます。

 この歌は私たちが折に触れて聴かなければならない歌だと思います。

 

 私は世界中の原発を廃炉にしなければ人類の未来はないと思っています。

 そのためにまず我が国の原発を全て廃炉にすることをめざして一所懸命に取り組んでまいります。

 先生は核・原発が倫理的に許されないということを明確にしてくださいました。

 私は原発は論理的にも許されないということを明確にしていこうと思っています。

 原発は倫理的にも論理的にも許されないことを訴えていきます。

 どうぞ今後ともご指導くださいますようよろしくお願いいたします。

 先生と先生のご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

                 
樋口英明

最終発信メッセージ


 
新年のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。

 皆様の御厚誼に恵まれた長い一生でした。誠に有難うございました。

 混迷を深める世界の現状から世界の今後が思いやられます。

 哲学の教えに頼りつつ先人の思いに励まされております。

 美空ひばりさんが「一本の鉛筆」でうたわれた次のような想いに感涙を禁じ得ません。

 <一本の鉛筆があれば8月6日の朝と書く。人間の命と私は書く>

 この不朽の名歌はテレサテンさんが「時の流れに身を任せ」で天を信じる思いを詠われたことを想起させるものです。

 駐スイス大使を退職後、市民社会の立場からの発信を続けてまいりましたが、このメッセージをもって発信を終えさせていただきます。

 長年に亘り御支援と御鞭撻を賜り、誠に有難うございました。

 今後とも健康が許す限り、初志貫徹目指して行くことを御誓い申し上げます。


令和七年一月 元旦

村田光平

忘れられた原発の恐ろしさ 2024年12月18日

玉木雄一郎代表殿


福島事故は原発が「禍根」であることを示しました。
その原発を最大限活用することを正当化する立場は理解できません。経済優先か生命優先かの選択の問題に帰結すると思われます。

村田光平
黒川清 先生 2024年12月14日

 去る12日、顧問を務めるBISで講演を予定しておりましたが、体調を崩し中止を余儀なくされました。これに代え下記メッセージ(註/下記12月12日付近況報告)を代読して頂きました。その趣旨をご理解いただければ幸甚に存じます。
村田光平



From: Kiyoshi Kurokawa
Sent: Sunday, December 15, 2024


 ご無沙汰しております。年といってもコロナの三年、いたかったですね。

 なるべく会議などへの参加は避けるように、でしたから。

 その間、それでも一年後ごとに 一年分、年をとることになっていますから。

 お元気そうな様子、うれしいです。

 最近では衆議院で、「フクシマ原発事故」での私の報告のフォローが3時間ほど、50人ほどのk議員さんがが参加され、行われました。

 日本はなかなか変われないのです。なぜでしょう?

黒川です。

中川十郎 先生 2024年12月12日

 家内も私も本日のBIS会合出席を楽しみにしておりましたが、生憎私の体調がフラツキからグラツキへと悪化して外出が困難となりました。折角の被団協のノーベ
ル平和賞受賞という素晴らしいタイミングでの本日の会合出席がかなわず残念至極です。
 下記メッセージを出席の皆様にお伝えいただければ誠に幸甚に存じます。




「経済至上主義から生命至上主義への転換」と併せ「人道主義の普遍化」が人類の緊急課題です。
 人類にとり宗教と並び哲学の重要性を認識させるために、「天の摂理」に加え「天地の摂理」という言葉をつくりました。 
 そして哲学の教えとして、この天地の摂理(地球と人類を守る)に加え、歴史の法則 (不道徳の永続を許さない)、老子の天網(悪事は露見し天罰が課される)の三原則にまとめ発信し続けています。

 このたびノーベル平和賞が被団協に授与されたことは、世界を核廃絶の目標に大きく近付けたと言えましょう。核廃絶に向けて、下記の諸提言に世界はこれまで以上に耳を傾ける環境が生まれたと言えます。

1. 市民社会による脱原発と核廃絶を求める二つの市民運動間の連携の樹立。

2. 脱原発を核廃絶の先決条件と位置づけてその実現を急ぐこと。
3. 六ヶ所村の再処理工場は事故が発生すれば瞬時に一万人の犠牲者を生むとされる(ケルン原子炉研究所)。その廃炉は人類の急務。
4. 深まる世界の混迷を前にして、全てを天地の摂理に委ねる道が残されている。                   
(了
小泉純一郎総理殿
平成24年11月29日
村田光平
拝啓
 ご健勝のことと拝察いたします。
 私の長男村田光央は米国の投資会社カンター・フィッジェラルドの日本法人の社長ですが、このほど同会社の米国法人の会長がトランプ次期大統領の商務長官に内定しましたので、お耳に入れさせていただきます。
 同会社は9・11のテロでビル内の本店の社員600名以上の社員を失っております。長男光央がこのような会社に就職したのは私の脱原発の活動が立脚している人道主義と無関係ではないと見ております。
 能登半島の地震より開幕となった日本一新、世界一新の動きが肌で感じられるようになりましたが、原自連が電事連の前に大きく立ちはだかることを期待してやみません。
 脱原発にかくも尽力された貴総理の御貢献が改めて評価されます。                    
敬具

天地の裁き 2024年11月5日

 
哲学の教えの三原則を総括する「天地の摂理」に全てを委ねるに至っている立場からすれば
、「人間が何をしようが天は見ている」のです。
 脱原発を含め核廃絶を志向する市民社会の立場からの発信も
全て言い尽くされたがあります。
 原発ルネッサンス
の再来を思わせる原発再稼働が象徴する不道徳・無責任は最終的には天地の裁きを待つ他は無いのでしょう
 能登半島地震
より開幕された日本一新、世界一新の胎動が人類に絶望の苦しみを与えることなく、何としても明るい希望をもたらすことが切望されます。

村田光平

国民民主党 玉木雄一郎代表殿 2024年10月29日

 このたび御党の大躍進を心からお祝い申し上げます。
「天は見ている」が実感されます。
 人力に失望して「哲学の教え」の三原則(天地の摂理・歴史の法則・老子の天網)に全てを委ねる昨今ですが、心は満たされております。
 不道徳の永続は許されないのです。
 テレサテンの「時の流れに身を任せ」の心境です。
 原発再稼働は不道徳です。
 脱原発は核廃絶の先決条件です。
 この立場から日本は核兵器が使用される現実の脅威に改めて対処することが緊急の課題となっていると確信いたします。
 貴代表の一層の御活躍をお祈り申し上げます。

村田光平(元駐スイス大使)
海野有美 様 2024年10月23日


 拙著の英訳ではお世話になっております。
 同書の発刊時各方面から多くの反響が寄せられましたが、一例として筑紫哲也さんから寄せられた葉書のコピーを下記お届けいたします。同書は日本が原子力の軍事利用に次いで最初の民事利用の犠牲になりうるとの警告を発しましたが、この警告が福島で的中してしまったのです。
 最近の核兵器が現実に使用される可能性に対する危機感の高まりを背景に新たな対応として脱原発を核廃絶の前提条件とすることが求められます。この立場から日本は市民レベルの脱原発の運動を通じ核廃絶に向かって現実の尽力を重ねてきたことを指摘できるのです。

村田光平


原自連メルマガ99号20240921 2024年9月21日


 実質的に小泉純一郎元総理の脱原発運動を支援する原自連の幹事会の一員として5年間私は毎月一度会合に出席しました。
 原自連のメルマガに掲載された拙稿(こちら)をご参考までにお届けいたします。

村田光平
中川秀直先生 2024年9月18日

 脱原発と核廃絶運動を結び付ける必要性が痛感されます。
 原発がロシア及びウクライナ双方により攻撃対象にされ出したのは驚きです。原発イコール原爆が立証されました。
 脱原発は核廃絶の前奏曲であり、小泉総理の脱原発の
ご活動は日本が果たすべき歴史的役割の実例と見なし得るものであると考えます。
 小
泉総理にもこの旨お伝えいたします。

村田光平



-----Original Message-----
Sent: Monday, September 16, 2024
Subject: 日刊IWJガイド・非会員版「第3次世界大戦直前の危機! 米英がウクライナに長距離ミサイルでのロシア領内攻撃を許可! しかし英スターマー首相は直前に『撤回』!」2024.9.16号〜No.4328

┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに〜第3次世界大戦直前の危機! 米英がウクライナに提供した長距離ミサイルでのロシア領内攻撃を許可! しかしロシアのプーチン大統領の「長距離兵器の提供国もウクライナと同じく共同交戦国とみなして相応に報復する」との発言に怖気付いた英スターマー首相は、公表直前に許可を「撤回」!? しかも英国を焚きつけてきた米バイデン大統領は、英国だけを生贄にしようと騙していた可能性が! これはまだ米英の最終決定ではない! まだまだ続く第3次世界大戦の危機を、日本の大手メディアは一切報じず!
田坂広志先生 2024年9月12日

2011年原発ルネサンスの中で福島原発が発生したことが想起されます。
現在、原発ルネサンスの再来が看取されます。
若し欧州で事故が発生したら!!!
地下水の汚染はフランスの葡萄酒生産にとどめを刺す恐れがあるなど福島事故の影響の極小化とは異次元の対応が迫られることでしょう。

村田光平



From: Hiroshi Tasaka

Sent: Friday, September 13, 2024

村田さん

昨日の番組を、視聴頂き、有り難うございます。
番組は、各方面から大きな反響を呼び、早速、「選挙制度改革超党派議員連盟」も動き出しました。
応援、よろしくお願いします。

田坂 拝

哲学の教え 2024年9月11日

 人力に失望して案出した哲学の教え(天地の摂理・歴史の法則・老子の天網)は現在起こりつつある日本一変、世界一変の説明にある程度役立っていると思われます。
 原子力推進勢力に対しては敢えて立ち向わず天地の摂理に委ねるにしくはないというのが率直な気持ちです。
 天は見ているのです。
 ウクライナ危機及びイスラエル・パレスチナ紛争は核兵器の使用の可能性への新たな対応を求めております。マンネリ に陥った核廃絶運動に新たな息吹を与えることが緊急課題となりつつあり、そのための具体案として脱原発を核廃絶の前提条件とすることを改めて提案させてい ただきます。戦術核兵器の使用の可能性が危惧されるに至った現実を前にして、世界が直面する危機は深刻です。
 幸い人類と地球を守り抜いてきた天地の摂理が将来に希望を抱くよすがになっております。

村田光平
(2024,9,11)
寄稿文 2024年9月4日
令和6年9月4日
村田光平(元駐スイス大使)
皆様

 これまでも度重ねて示されてきておりますが、原子力に関しては専門家の知見よりは市民社会の直観の方が信頼できることが、能登地震の震源地近くに建設予定だった珠洲原発を2003年に阻止した市民運動が決定的に立証いたしました。

 頻発する能登半島地震が今後の日本の原子力政策に及ぼす影響に関する所感をお届けいたします。
 我が国の原子力政策は事故の再発を許すものであり、根底から見直しを行うことを迫るに至りました。

原発はその所在国に向けられた原爆であることがウクライナのザボリ―ジャ原発に加えられている軍事攻撃により立証されております。脱原発は核廃絶の不可欠の要件であり、その前提条件とするべきです。

日本における原発の安全については総理大臣を含め責任の所在が不明のまま放置されております。原子力委員会もその責任を負わないことを明言しております。無責任体制が放置されているのが驚くべき悲しい現状です。

3.原発事故の再発が深刻に憂慮されます。稼働中の基準地震動は600ガルから1000ガル程度ですが、能登半島地震では最大で2828ガルが観測されております。これまでも度重ねて基準地震動が低すぎることが指摘されてきましたが、驚くことにいまだ旧態依然です。南海トラフ地震の接近を前になすすべがないのが現状です。

能登半島地震は改めて再稼働が不道徳・無責任であることを想起させます。今後10年 間で20兆円規模の政府支援を行うとされるGX政策(グリーントランスフォーメーション)は当然修正が求められます。同政策は能登半島地震の教訓を踏まえ ていないのみならず、市民社会は同政策は原子力と化石燃料の延命・推進、再エネ・省エネの妨げになると見ております。原発の増設を見込む同政策のどこがグ リーンなのでしょうか。

日本の将来、世界の将来にとり最も懸念されるのは六ケ所村の再処理工場の存在です。ケルンの原子炉研究所によれば同工場で事故が起これば福島1000基分の放射能が拡散し1万キロ四方の住人が急性被曝で死亡するとのことです。
 人類の存亡にかかわる問題と言えます。

 皆様の御支援を得てこの問題に立ち向かうことが出来ることを祈ってやみません。

所感 2024年9月5日

南丘喜八郎主幹殿

中村友哉編集長殿



 下記所感をお届けいたします。



 これまでも度重ねて示されてきておりますが、原子力に関しては専門家の知見よりは市民社会の直観の方が信頼できることが、能登地震の震源地近くに建設予定だった珠洲原発を2003年に阻止した市民運動が決定的に立証いたしました。
 頻発する能登半島地震が今後の日本の原子力政策に及ぼす影響に関する所感をお届けいたします。
 我が国の原子力政策は事故の再発を許すものであり、根底から見直しを行うことを迫るに至りました。

原発はその所在国に向けられた原爆であることがウクライナのザボリ―ジャ原発に加えられている軍事攻撃により立証されております。脱原発は核廃絶の不可欠の要件であり、その前提条件とするべきです。

日本における原発の安全については総理大臣を含め責任の所在が不明のまま放置されております。原子力委員会もその責任を負わないことを明言しております。無責任体制が放置されているのが驚くべき悲しい現状です。

3.原発事故の再発が深刻に憂慮されます。稼働中の基準地震動は600ガルから1000ガル程度ですが、能登半島地震では最大で2828ガルが観測されております。これまでも度重ねて基準地震動が低すぎることが指摘されてきましたが、驚くことにいまだ旧態依然です。南海トラフ地震の接近を前になすすべがないのが現状です。

4.能登半島地震は改めて再稼働が不道徳・無責任であることを想起させます。今後10年間で20兆円規模の政府支援を行うとされるGX政策(グリーントランスフォーメーション)は当然修正が求められます。同政策は能登半島地震の教訓を踏まえていないのみならず、市民社会は同政策は原子力と化石燃料の延命・推進、再エネ・省エネの妨げになると見ております。原発の増設を見込む同政策のどこがグリーンなのでしょうか。

5.日本の将来、世界の将来にとり最も懸念されるのは六ケ所村の再処理工場の存在です。ケルンの原子炉研究所によれば同工場で事故が起これば福島1000基分の放射能が拡散し1万キロ四方の住人が急性被曝で死亡するとのことです。人類の存亡にかかわる問題と言えます。


 歴史に学ばぬ世界は原発増設に向かっておりますが、福島の悲劇の再発は必至です。

 皆様の御支援を得て市民社会がこの問題に立ち向かうことが出来ることを祈ってやみません。


村田光平
(元駐スイス大使)

再処理工場の危険性 2024年8月21日


六ケ所再処理工場で事故が起これば福島1000基分の放射能が拡散!?  1万キロ四方の住人が急性被曝で死亡!?〜(4:49)

村田光平氏(元駐スイス大使)インタビュー 2012.7.3


天地の摂理 2024年8月11日


村田光平様


残暑お見舞い申し上げます。

いつも激励を頂き、感謝申し上げます。

ありがとうございます。

世界情勢が緊迫する中で、我が日本国の政治指導者は相変わらず、コップの中の権力争いに終始しています。

このままでは日本国は沈没してしまいます。

先人の築き上げた日本国を如何に再生、復活すべきか、真剣に考えてまいります。

ご指導ください。

まだまだ猛暑が続きます。

どうぞ、ご自愛ください。ありがとうございます。


南丘喜八郎拝

 

 

 

2024811() 17:09 mitsu

南丘喜八郎主幹殿
中村友哉編集長殿

残暑お見舞い申し上げます。

最近発信している哲学の教えは歴史の教えと同じであることに気が付き、意を強くしております。不道徳の永続は許されないのです。

他方、アベノミクスの清算に絡む経済危機到来の可能性、ハマス幹部殺害がもたらす中東危機の深刻化の可能性等々人力では結末が予見しがたい深刻な危機の到来が懸念されます。

このほどの都知事選挙は国辱とみなしておりますが、不道徳の永続を許さない天地の裁きが動きだしていると感じております。 株式市場での大波乱、南海トラフ大地震の予兆の発生等々天地の摂理に全てを委ねる立場に立つ私としては、天地の裁きを待つほかない昨今の内外の情勢ととらえております。

とりわけ核廃絶は最早従来見られてきたマンネリの対応は最早許されず脱原発を核廃絶の先決条件、かつその前奏曲と新たに位置図けてその実現を急ぐべきと信じます。

今後の一層の御健康をお祈り申し上げます。

村田光平

暑中お見舞い 2024年8月2日


村田 光平 様


何時も有難うございます。

分裂、混乱、紛争、腐敗、欺瞞 の横行する世界で、村田様の様に一貫したスタンスで発信する人が少なくなりました。

 

警告 発信を続けて下さい。

世界古代史研究家

一般社団法人 縄文道研究所

日本で最初の R「縄文道」 提唱者 

日本の陶祖 加藤藤四郎景正の末裔 23代目

代表理事 加藤 春一

 

 

202482() 0:59


加藤春一様

暑中お見舞いを申し上げます。

猛暑が続いておりますが、ご健勝のことと拝察いたします。
最近、哲学の教えは歴史の教えと同じであることに気が付き、意を強くしております。
他方、アベノミクスの清算に絡む経済危機到来の可能性、ハマス幹部殺害がもたらす中東危機の深刻化の可能性等々人力では予見しがたい深刻な危機の到来が懸念されます。
天地の摂理に全てを委ねる立場に立つ私としては、天地の裁きを待望するほかない昨今の内外の情勢ととらえております。
このほどの都知事選挙は国辱とみなしておりますが、不道徳の永続を許さない天地の裁きが動きだしていると感じております。

村田光平

海外発信メッセージ 2024年7月17日


村田 光平 様

 

非常に格調の高いメッセージ有難うございます。

世界の価値観を共有する有識者との緊密な関係は やはり村田様の様な大使を経験した外交官で見識のある方に旗を振って頂く必要があると思います。

 

現在の世界の秩序 混乱の中で 是非引き続きご健闘を祈念しております。



世界古代史研究家

一般社団法人 縄文道研究所

日本で最初の R「縄文道」 提唱者 

日本の陶祖 加藤藤四郎景正の末裔 23代目

代表理事 加藤 春一

 



2024715() 21:17

 

加藤春一様

 

海外に発信したメッセージです。

「天の裁きを待つしかない」という世界混乱が現出した感ありですが、脱原発と核廃絶は人類の急務になったと信じます。

 

村田光平

 

 

Dear Friends,

 

I am sending you a crucial message sent from a close friend on mine, former Indian major general Vinod Saighal, renowned observer of the world politics.

He asserts that the elimination of nuclear weapons has to be the foremost global priority with immediate effect and that the first step would have to be the passage of this resolution in the UN General Assembly followed by a similar resolution in the UN Security Council.

I am personally proposing to make the final departure from nuclear reactors the prerequisite to denuclearization. Playing down the dangers of radio activity should no longer be allowed. 

Establishing the link between the two popular movements, anti- nuclear plants and denuclearization, could bring about the reactivation of the two lofty popular movements, putting an end to the prevailing mannerism.

 

Please allow me to count on your understanding and support.

 

With highest and warmest regards,

 

Mitsuhei Murata 

Former Japanese Ambassador to Switzerlanz

黒川清先生

 御電話を頂戴し大変元気を頂きました。
 誠に有難うございます。
 下記メッセージ(こちら)を再送させて頂きます。
 このたびの都知事選挙は歴史に残る国辱になることが憂慮されます。
 マスコミはその責任を問われること必至です。
 能登半島地震の教訓を無視して進められようとしているGX政策は国辱そのものです。
 天は見ております。
 地球と人類を守る天地の摂理の動きが実感されるに至りました。
 有志の今後の尽力が期待されます。
 先生の御指導をお願い申し上げます。

村田光平
海外の反響

皆様


 核廃絶運動の先頭に立つスイスの親友Andreas Nidecker氏からいただいたメッセージを下記お届けいたします。最近発出した英文発信が重要と評価されており、大いに励まされます。同発信は、脱原発を核廃絶の前提条件とすることにより核廃絶に新たな息吹を与えるようよう訴えているのです。
 さらに、残存する原発が環境に与える影響の評価を行うようにドイツおよびスイス両国関係者が連携して政府に働きかけることが決まったとのことです。

 今後とも御支援をお願い申し上げます。

村田光平(元駐スイス大使)



From: Andreas Nidecker
Sent: Monday, June 17, 2024
Subject: Re: The Japanese nuclear policy / An answer from Basel /
Switzerland ... Andi Nidecker 

Dear Mitsuhei Murata 

thanks for copying me in with Your recent important message. While Germany has phased out ALL nuclear Power Plants, in Switzerland we have closed one out of 5 and - out of fear for lack of electricity - prolong the lifetime of the other 4 reactors. We will now will apply and force the Govt to do a „umweltverträglichkeitsprüfung“ that is an "environmental impact assessment“ the remaining reactors. We have created a German- Swiss coalition for that. 

thanks for staying in contact, dear Mitsuhei, stay well and remain active, as well this is possible in our older age nowadays… 

Cordial regards Andi Nidecker
樋口英明先生

 大変参考になるメッセージ(下記)をお寄せいただき感謝に耐えません。
 政治の危機に加えて司法の危機に日本が直面していることを思い知らされました。GX政策がグリーンと称して原発を推進するところに行政の危機もうかがい知れます。日本の危機は本当に深刻ですね。
 全てに危機の真因は倫理の欠如であることに世界は思い知らされております。福島原発事故で全てを失った住民の7万人以上がいまだ帰還できないでいると報じられております。
 東京電力は自己の責任を十分認識し反省しているか疑問です。天は見ていると信じて天地の摂理に委ねたい心境です。
 先生の一層の御活躍をお祈りいたします。

村田光平



From: 樋口
Sent: Tuesday, June 4, 2024
To: 'mitsu'
Subject: RE: 急がれる原子力政策の見直し


村田光平先生

 いつも貴重なご意見をありがとうございます。
 先生のおっしゃる通りでございます。必ず来る南海トラフ地震に備えなければならないと言いながら、南海トラフ地震の震源域にある伊方原発や浜岡原発のことが全く触れられていないことに不思議を超えて不気味であります。
 三権の中で何のしがらみもない司法の責任は重大だと思っています。司法は「人権擁護の最後の砦」であるにも拘わらずその責任を果たしていないからです。
 福島原発事故による被害や元日の能登半島地震による被害が明かになっても、裁判所は「原子力規制委員会の審査を通ったのだから裁判所は口出ししない」というスタンスです。危機感も緊張感も臨場感もない判断(判決や決定)が続いております。

 2022年6月17日最高裁第2小法廷は多数決(3対1)で福島原発事故について「国には責任がない」と判決しました。残念なことに、6・17判決後、地裁・高裁で「国には責任がない」という多数意見に従った判決が続いております。
 先生もご存じかとは思いますが、多数意見の一人であった裁判長の菅野裁判官は判決の翌月7月に定年退官し、そして、その翌月8月に、東京電力と深い関係のある大手の弁護士事務所に就職しました。更に多数意見の残りの2人の裁判官(草野裁判官・岡村裁判官)は東京電力と深い関係のある大手の弁護士事務所の出身であることが分かっております。東京電力は福島原発事故によって事実上国営化されましたから、国の責任を問う最終的立場にある最高裁の裁判官たちの退官後の就職先や出身母体が東京電力と深い関係がある弁護士事務所であった場合、公平・公正な裁判を期待することは到底できません。
 6・17判決を最高裁自ら是正してもらわなければならないと法曹界だけでなく様々な分野から声が上がり「ノーモア原発公害市民連絡会」が結成されました。6月16日・17日に開催される講演会等のご案内を添付致しました。お目を通していただけますと幸甚です。

 村田先生のご意見にたくさんの方が励まされていることだと思います。私もいつも励まされている一人です。
 多くの裁判官たちが「原発訴訟は複雑困難訴訟だ」との先入観を持ってしまっています。これを払拭してもらうために、「原発の危険性」を諦めずに訴えてまいります。今後ともご指導くださいますようよろしくお願いいたします。
 季節の変わり目ですのでどうぞご自愛ください。
     
樋口英明
 
急がれる原子力政策の見直し

皆様

 頻発する能登半島地震が今後の日本の原子力政策に及ぼす影響に関する所感をお届けいたします。
 これまでも度重ねて示されてきておりますが、原子力に関しては専門家の知見よりは市民社会の直観の方が信頼できることが、能登地震の震源地近くに建設予定だった珠洲原発を2003年に阻止した市民運動が決定的に立証いたしました。
 我が国の原子力政策は事故の再発を許すものであり、根底から見直しを行うことを迫るに至りました。

1.原発はその所在国に向けられた原爆であることがウクライナのザボリージャ原発に加えられている軍事攻撃により立証されております。脱原発は核廃絶の不可欠の要件であり、その前提条件とするべきです。

2.日本における原発の安全については総理大臣を含め責任の所在が不明のまま放置されております。原子力委員会もその責任を負わないことを明言しております。
無責任体制が放置されているのが驚くべき現状です。

3.原発事故の再発が深刻に憂慮されます。稼働中の原発の基準地震動(きじゅんじしんどう)は600ガルから1000ガル程度ですが、能登半島地震では最大で2828ガルが観測されております。
これまでも度重ねて基準地震動が低すぎることが指摘されてきましたが、旧態依然です。南海トラフ地震の接近を前になすすべがないのが現状です。

4.能 登半島地震は改めて再稼働が不道徳・無責任であることを想起させます。今後10年間で20兆円規模の政府支援を行うとされるGX政策(グリーントランス フォーメーション)は当然修正が求められます。同政策は能登半島地震の教訓を踏まえていないのみならず、市民社会は同政策は原子力と化石燃料の延命・推 進、再エネ・省エネの妨げになると見ております。
所感

2024/5/21

 無辜の市民の犠牲者が増える一方の世界の現状は生き地獄です。将来に希望を抱き続けるにはやはり哲学の教えに頼るほかはないと思われます。

 人間の知的能力の開発を致命的に阻害するIT及び安全保障対策を無意味にするドローンの人間にとっての新たな脅威に対する対策は緊急課題です。これらの問題を含めあらゆる危機の真因は倫理の欠如です。

能登半島地震後の原子力政策
令和6年5月14日
村田光平(元駐スイス大使)
皆様

 このたびの能登半島地震が今後の日本の原子力政策に及ぼす影響に関する所感をお届けいたします。
 これまでも度重ねて示されてきておりますが、原子力に関しては専門家の知見よりは市民社会の直観の方が信頼できること が、能登地震の震源地近くに建設予定だった珠洲原発を2003年に阻止した市民運動が決定的に立証いたしました。このため悲惨な結末が回避されたことに、 日本国民は関係者の皆様に心から感謝しております。
 能登半島地震は我が国の原子力政策に下記の諸点を踏まえて根底から見直しを行うことを迫るに至っております。

1 原発はその所在国に向けられた原爆であることがウクライナのザボリ―ジャ原発に加えられている軍事攻撃により立証されております。平和外交の重要性が改めて痛感されます。

2 日本における原発の安全については総理大臣を含め責任の所在が不明のまま放置されております。原子力委員会もその責任を負わないことを明言しております。

驚くべき無責任体制が放置されているのが現状です。
 これは許されることではありません。

3 福島原発事故の教訓は十分生かされておりません。東京五輪は放射能の恐ろしさを軽視させることに利用されたことすら指摘されております。このような動 きに対処するためには、脱原発を核廃絶の前提条件とすることが望まれます。これにより両市民運動に傾注されている膨大なエネルギーの合体が可能となりま す。


4 原発事故の再発が深刻に憂慮されます。稼働中の基準地震動は600ガルから1000ガル程度で、能登半島地震では最大で2828ガルが観測されております。

 これまでも度重ねて基準地震動が低すぎることが指摘されてきましたが、旧態依然です。南海トラフ地震の接近を前になすすべがないのが現状です。

5 能登半島地震は改めて再稼働が不道徳・無責任であることを想起させます。原発回帰政策、そしてこれを支えるGX政策は当然修正が求められます。


6 人間の力に限界があることから、地球と人間を守ってきた「天地の摂理」に全てを委ねることとしたいと考えております。

東京新聞「視点」(2023年5月発信メッセージ) 2024年4月15日

 
最近の内外情勢の動きは、下記の令和5年5月19日付東京新聞朝刊に掲載された野呂紀夫
編集委員の「視点」で示唆された可能性を想起させるものとして注目されます。

皆様

 2023年5月19日付東京新聞朝刊に掲載された野呂紀夫編集委員の「視点」を別添お届けいたします。坂本龍一さんから私に寄せられた別添のメッセージ(「原発遺書」)に関して書かれたものです。

 小泉元首相のご活動ぶり、原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)の自然エネルギーによる原発代替の提言、原発の日本に向けられた核兵器同様の危険性にも言及があり、時宜を得た論考です。特に、原子力村が温存され「原発回帰」など危険な影響力を及ぼす現状への深刻な警告として「原発遺書」を位置付けております。

 坂本様から「原発遺志」を頂いたものとしてその御遺志をかなえるために全力を尽くす所存です。

 坂本様は人生最後の訴えとして明治神宮の森林保護を小池百合子都知事に熱烈に直訴されました。市民社会の皆様とともに腰を据えてその実現を応援する所存です。

 皆様の御支援を心からお願い申し上げます。

 村田光平
(元駐スイス大使)
知識の社
 松島秀夫様


近況ご報告までにテニス仲間の作家内山安雄氏が月刊誌「小説宝石」の三月号に寄稿した記事(page204,205)の中で私に言及した部分を報告させていただきます。
要するに同氏が拾った100万円近くの落とし物をあれやこれや考えた末に私の発信した哲学の教え(特に老子の天網)に沿って警察に届けることとして罪人にならずに済んで「村田大先輩に感謝あるのみ」と記しております。

他方、昨日家内は午後に財布を紛失、重要カード類全てを失う羽目に落ち入り絶望感に追いやられていたところ、夕刻あるトラックの運転手を名乗る人から電話があり、財布を見つけたので夜半近くまでに拙宅に届けるとの連絡が入りました。家内は九死に一生を得た喜びようでした。真夜中に現れたの
は30歳前後の好青年で、両親のいない孤児であった方でした。
このタイミングで二つの落とし物に関われたことに不思議な偶然を感じております。天は見てくれているのだと感じました。

全ての危機の真因は倫理の欠如であることが日々立証されている昨今です。
日本一新、世界一新の開幕と見ております。「正義と倫理が支配する世の中」では経済至上主義から生命至上主義への変容は不可避でしょう。
資本主義も変容を迫られましょう。

 村田光平
(元駐スイス大使)

村田 光平 様

 

ご無沙汰です。

素晴らしいメッセージ(下記同内容)有難うございます。

現在の倫理観 喪失の 世界で 倫理観の復権 生命至上主義の 見直しが 本格的に問われています。

 

平和問題と同様 リーダーが 覚醒しないと 大変なことになります。

村田様の世界への警鐘を期待しております。

 

有難うございました。 


世界古代史研究家

一般社団法人 縄文道研究所

日本で最初の R「縄文道」 提唱者 

日本の陶祖 加藤藤四郎景正の末裔 23代目

代表理事 加藤 春一

鳩山友紀夫総理殿

 ご健勝のことと拝察申し上げます。
 近況ご報告までにテニス仲間の作家内山安雄氏が月刊誌「小説宝石」の三月号に寄稿した記事の中で私に言及した部分を報告させていただきます。
 要するに同氏が拾った100万円近くの落とし物をあれやこれや考えた末に私の発信した哲学の教え(特に老子の天網)に沿って警察に届けることして罪人にならずに済んで「村田大先輩に感謝あるのみ」と記しております。(page204,205)
 全ての危機の真因は倫理の欠如であることが日々立証されている昨今です。
 元精華大学、北京大学教授の紺野大介氏から下記のメッセージが寄せられました。
<今の日本の政治家は、啞然というか無茶苦茶というかはたまた倫理観ゼロともいうべきカオス状態なのか極めて憂慮しております。
高潔な先生の中に、古武士然とした精神支柱を見る思いです。益々の日本の精神的要としてご活躍を期待しております.>
 日本一新、世界一新の開幕と見ております。
 経済至上主義から生命至上主義への変容は不可避です。
 資本主義も変容を迫られましょう。
 今後ともよろしくご指導の程お願い申し上げます。

令和6年3月28日
村田光平(元駐スイス大使)

小泉純一郎総理殿
令和6年3月24日
元駐スイス大使 村田光平
拝啓

 近況ご報告までに、テニス仲間の作家内山安雄氏が月刊誌「小説宝石」の三月号に寄稿した記事の中で私に言及した部分を報告させていただきます。
 要するに同氏が拾った100万円近くの落とし物をあれやこれや考えた末に私の発信した哲学の教え(特に老子の天網)に沿って警察に届けることとして罪人にならずに済んで「村田大先輩に感謝あるのみ」と記しております。

 全ての危機の真因は倫理の欠如であることが日々立証されている昨今です。

 原発推進に深くかかわってきた自民党が深刻な危機を抱えるに至ったことは、原子力問題に関する専門家の知見の限界を示した能登半島地震の教訓を踏まえて、原自連にとり原発回帰政策の見直しを求める好機到来と確信いたします。

敬具

世界を救う市民の直感

中川秀直先生 吉原会長 河合先生 木村結様
2024年2月19日

 能登半島地震は市民の直観が専門家の知見よりも原子力に関しては信頼できるものであることを改めて立証しました。
 原発回帰政策がいかに危険かつ不道徳であるかは最早反論の余地がありません。脱原発を日本の政策として確立する道が開けたと確信いたします。

村田光平
上川陽子外務大臣殿

令和6年1月29日
元駐スイス大使 村田光平
拝啓

人道主義に立脚して市民社会の立場から長年に亘り発信している元駐スイス大使の村田光平です。力と支配に立脚する父性文明を倫理と連帯に基づく母性文明に転換させることを訴え続けております。世界が直面する危機の原因は倫理の欠如であると指摘しております。
人力の限界を思い知らされ、古代ギリシャの哲学者プラトンの教えを私なりに三原則(天地の摂理、歴史の法則、老子の天網)に取りまとめて発信しております。

ウクライナ危機及びイスラエル・パレスチナ紛争は核兵器の使用の可能性への新たな対応を求めております。マンネリに陥った核廃 絶運動に新たな息吹を与えることが緊急課題となりつつあり、そのための具体案として改めて脱原発を核廃絶の前提条件とすることを提案させていただきます。 これに勝る脱原発を促進する方法は考えられません。

このたびの能登半島地震は原発を推進することの罪深さを改めて実感させるものでした。
福島原発事故の教訓は経済至上主義から生命至上主義への転換であることが想起されますが、今後も予見される両者間のせめぎあい の結果は天地の摂理からはこの転換が実現するものと思われます。野蛮な流血に終止符を打たせる世界平和の実現の見地から人道主義の普遍化が最優先の緊急課 題となったのが世界の厳しい現実と受け止めております。

貴大臣の一層の御活躍と御発展を心からお祈り申し上げます。

敬具
小泉純一郎総理殿
令和6年1月28日
元駐スイス大使 村田光平
拝啓

 人力に失望して案出した哲学の教え(天地の摂理・歴史の法則・老子の天網)は現在起こりつつある日本一変、世界一変の説明にかなり役立っていると思われます。
 原子力推進勢力に対しては敢えて立ち向わず天地の摂理に委ねるにしくはないというのが率直な気持ちです。
 天は見ているのです。

 ウクライナ危機及びイスラエル・パレスチナ紛争は核兵器の使用の可能性への新たな対応を求めております。マンネリに陥った核 廃絶運動に新たな息吹を与えることが緊急課題となりつつあり、そのための具体案として改めて脱原発を核廃絶の前提条件とすることを提案させていただきま す。これに勝る脱原発を促進する方法は考えられません。

 このほど貴総理と片桐奈保美さんの素晴らしい意見広告「再稼働を問う!」(こちら)を片桐さんからお送りいただき読ませてい ただきました。反論の余地のない貴総理の度重ねての脱原発のご発信が、いまだに関係方面から陳謝も釈明もなく放置されていることは天地の摂理に委ねること の正しさを立証しております。

 最近の世論の目覚めはその成果と受け止めております。
 貴総理の一層の御活躍を期待する世論の存在も確認できております。

 一層の御活躍と御健康をお祈り申し上げます。
敬具

南丘喜八郎主幹殿 
   中村友哉編集長殿

2024年1月23日
拝啓

 哲学の教えに立脚し、下記展望を指摘させて頂きます。
 このたびの能登半島地震は原発を推進することの罪深さを改めて実感させるものでした。
 福島原発事故の教訓は経済至上主義から生命至上主義への転換であることが想起されますが、今後も予見される両者間のせめぎあいの結果は天地の摂理からはこの転換が実現するものと思われます。野蛮な流血に終止符を打たせる世界平和の実現の見地から人道主義の普遍化が最優先の緊急課題となったのが世界の厳しい現実と受け止めております。

元駐スイス大使
村田光平
さようなら原発1000万人アクション実行委員会御中

令和6年1月13日
元駐スイス大使 村田光平
謹賀新年

 原子力村は自民党の危機到来により原発推進の基盤を失う深刻な危機に直面することになりました。脱原発実現の展望を明るくする状況が現出致しました。
 最近の我が国の政情は国辱的であり、日本の緊急課題は政治改革により国会議員としての資格を策定することがもとめられます。
 他方、ウクライナ危機に続き、無辜の市民の犠牲を招いているイスラエル・パレスチナ紛争を目の当たりにして、「人道主義の普遍化」が人類の緊急課題となりました。
 市民社会にとり頼りになるのは、悠久の歴史が証明する人類と地球を守る「天地の摂理」であり、これに基づく歴史の法則(不道徳の永続は許されない)及び、老子の天網(全ての悪事は発覚して罰せられる)という哲学の教えの三原則です。天は見ているのです。
 これまでの貴委員会の御尽力に、心より敬意を表させていただきます。
緊急課題 2023年11月16日

皆様

 新作「ゴジラ -1.0」を見て心から感動しました。
 他にもゴジラシリーズでは、54年の初代ゴジラがはっきりと放射能の危険性を示し、2016年の「シン・ゴジラ」もフクイチの時そのままと思える放射線量測定マップが出るなど、放射性物質の危機を明確にしています。
 放射能をまき散らすゴジラ退治を内容とするこの傑作は大変世評が高く、反核運動を強力に後押しすることが予見されます。
 ゴジラ退治に見られた覚悟と心意気が脱原発と核廃絶の実現に求められているからです。原子力村をゴジラと思いなし、市民社会の総力でこれへの対抗に乗り出すことへの期待が実感されます。

 最近の我が国の政情は国辱的であり、市民社会は日本の緊急課題は政治改革であると確信するに至ったと思われます。国会議員としての資格の策定は緊急課題となりました。
 ウクライナ危機に続き、人類の最後の砦ともいうべき人道主義を危殆にさらすのみならず人類をも脅かすに至ったイスラエル・パレスチナ紛争を目の当たりに して、市民社会は新たな活動目標の模索を真剣に始めつつあると思われます。「経済至上主義から生命至上主義への転換」と併せ「人道主義の普遍化」が人類の 緊急課題となりました。
 人力では如何ともしがたい危機的状況下で古代ギリシャの哲学者プラトンが説いた哲学の教えが希望の縁となっております。人類にとり宗教と並び哲学の重要性を認識させるために、かつて「天の摂理」に加え「天地の摂理」を造語した次第です。
 このような立場から哲学の教えとして天地の摂理(地球と人類を守る)、歴史の法則(不道徳の永続を許さない)及び老子の天網(悪事は露見し天罰が課される)の三原則にまとめました。
 世界が直面する生き地獄から人類を救うのは天罰であり、その存在は市民社会にとっての救いです。
 今年3月、李克強前首相が送別の席上、「人間が何をしようと天は見ていると」と述べたところ満場から拍手が沸き上がったとのことです。去る10月、ある 講演会での質疑応答の際、難問に対して「テレサテンではありませんが、「時の流れに身を任せ」と応じたところ拍手喝采が得られました。

村田光平
(元駐スイス大使)

経済至上主義から生命至上主義への転換 2023年10月30日


 古代ギリシャの哲学者プラトンの警句「すべての国王が哲学者にならない限り人類の不幸は無くならない」が想起されます。
 無辜の市民が連日1000人規模の多数が犠牲になる生き地獄の現出を前にして、破局を招く「力と支配の父性文明」から「和と連帯の母性文明」への転換の必要性が改めて痛感されます。
 現在世界が必要としているのはウクライナ、ガザなどにおける休戦の実現であり、これを求める国際社会のたゆむことのない連呼です。国連にも一層の奮起を求める次第です。

 市民社会の立場からの発信を続けておりますが、去る10月14日、上智大学で行った講演のレジュメを別添いたします(こちら)

 ウクライナがロシア管理下のザボリージャ原発をドローンで攻撃した旨報じられておりますが、原発の危険性は最早自明であり、脱原発を核廃絶の前提条件とするべき事には反論の余地がありません。
 日本における脱原発政策に向けての始動が待たれます。

 人力では如何ともしがたい状況下で、市民社会が未来への希望を抱き続けるよすがとなりうるのは、かねてより提示させて頂いている哲学の教えの三原則(天地の摂
理・歴史の法則・老子の天網)だと信じます。特に不道徳の永続を歴史の法則は許ないことが改めて想起されます。
 天罰の存在が市民社会にとっての救いとして実感されます。

村田光平
(元駐スイス大使)
世界の核危機と日本 2023年10月19日

 10月14日上智大学で別添の要領で行われた講演会のレジュメをお届けいたしま(こちら)
 注目されたのは下記諸点です。

1.徳田悠希(上智大学4年生)はジェンダーの視点から見る核問題を誠に要領よく説明され、誠に頼もしい未来の世代の代表としての今後が期待されます。

2.島薗 進先生の<現在タンクにためられている水の7割弱で、トリチウム以外の62の放射性核種の濃度が全体として排出基準を上回っており、最大で基準の2万倍>というご指摘は福島処理水の海洋放出問題の今後に決定的影響を及ぼすと思われます。

3.脱原発を核廃絶の前提条件とすることについては核廃絶への動きの活発化に貢献するとともに、放射能の危険性をトーンダウンする動きを牽制することに資すると期待されます。市民社会の脱原発運動と核廃絶運動の間の連携の樹立にも貢献することが期待されます。

村田光平
(元駐スイス大使)

追伸
14日の講演会は質疑のところでテレサテンの大ファンである私から難問に対して「時の流れに身を任せ」と回答して満場から喝采を頂いたこ
とは驚きでした。
小泉純一郎総理殿
令和5年10月4日
村田光平
(元駐スイス大使)
拝啓
「減り続ける都市の緑」と題する9月31日付日経記事を読みましたが、改めて福島事故の教訓は経済至上主義から生命至上主義への移行であることを想起しました。
 哲学の教えに立脚して予見するならば、この移行の究極的実現は歴史の必然とみなし得ると言えましょう。

 こうした見解に対して、某経済誌の女性記者より熱い声援が寄せられ励まされました。
 ウクライナ戦争が核戦争に発展する危険性が真剣に論議されるに至っております。ロシアは万一この戦争で敗北に追いやられる場合、必ず核兵器の使用に踏み切るというものです。

 10月14日上智大学で「今こそルーメル神父の祈りを世界へ」と題する集会において「世界の核危機の真因としての倫理の欠如」と題して講演を行う予定で す。原発の安全について原子力規制委員会は責任を負わないとの立場を公にしており、政府にもこの責任を負う体制が欠如しているのが嘆かわしい日本の現実な のです。

 世界の核危機の真因としての倫理の欠如を改めて日本に、そして世界に訴えることとした次第です。
敬具

現状認識 2023年9月27日

 
現状認識を取りまとめさせていただきます。

 日本が直面する危機は統治形態に関わる深刻なものと言われます。
 最高指導者が問題山積の腹心と心中の方向に向かい出したと指摘され出しております。
 他殺か自殺かでyou tubeは大騒ぎです。他殺が自殺とされるのでは暗黒国家です。大手マスコミはジャニーズの件と同様の沈黙です。
 透明性と公明性の原理(問題が発覚した場合厳正な対応が求められる)が想起されます。
 市民社会としては天地の摂理に委ねて結果を待つほかありません。
 中国の歴史から最高権力者に求められる第一の資質は徳であることが学べます。
 10月14日上智大学で「今こそルーメル神父の祈りを世界へ」と題する集会において「世界の危機の真因としての倫理の欠如」と題して講演を行う予定です。
 今後とも国連倫理サミットの開催を訴えてゆく所存です。
 今後ともご指導とご支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
所感 2023年9月17日

 古代ギリシャの哲学者プラトンの警句「すべての国王が哲学者にならない限り人類の
不幸は無くならない」が改めて想起されます。他方、世界が直面する深刻な危機の真因は倫理の欠如であることを思い知らされている状況下で市民社会は未来への希望を抱き続けることを可能にする哲学の教えの三原則に救いを求めております。即ち悠久の歴史を通じて人類と地球を守り続けてきた天地の摂理、そこから生まれる「不道徳の永続を許さない」という歴史の法則、さらには全ての悪事は発覚して罰せられることを伝える中国の老子の天網(「天網恢恢疎にして漏らさず」)の三原則です。

 事前の関係方面の同意取り付けの文書による約束を全く無視した放射性フクシマ汚染水の海洋放出は不道徳・無責任であり、天地の摂理はこれを許す筈はなく、その頓挫は今から予見されます。

 原発を原子力の平和利用の名のもとに推進するIAEAはかねてから改革の必要性が指摘されておりました。原子力の平和利用と軍事利用は区別不可能であるとの見解が確立するに至っているからです。「原子力」イコール「核兵器」なのです。この期に及んでIAEAの立場表明を金科玉条の如く援用するとはあまりにも情けないことです。

 原子力村の罪深さが改めて認識されるに至りました。
「原子力ムラ」の影響のもとに全世界の反対を押し切り放射性汚染水の海洋放出に踏み切られてしまった状況下でご報告した国際裁判を求める声は高まるものと思われます。(公式サイト8月1日付BCC発信)

 倫理の欠如がもたらした危機が天地の摂理により解消に向い出すと思われる事例がいくつも視野に入り出しました。重要な進展です。

 マスコミが一切報じない国家の統治形態に関わる危機は関係者の証人喚問の可能性が
想定内に入り出したとyoutube が報じております。

 ユネスコの諮問機関である国際イコモスが、神宮外苑の再開発に対しヘリテージアラートを出し、東京都や事業者に見直しを求めています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/jingu-gaien-heritage-alert_jp_64f90b95e4b0a7f6f1b34c28

 さらにコロナ禍の状況下で「コロナの世直し」として市民社会が反対する「リニア中央新幹線」及びIRによるカジノ開設の頓挫の可能性が指摘されたことが想起されます。

 いささかなりともご参考になれば幸甚に存じます。

村田光平
(元駐スイス大使)

放射性汚染水の海洋放出(所感)−2 2023年8月26日


 市民社会による総力結集しての反対も甲斐なく放射性汚染水は遂に海洋放出されるに至りました。

 不道徳・無責任です。

 人力では如何ともしがたいときに頼りとなる哲学の教えの三原則が今こそ想起されます。

 現に人類と地球を守る天地の摂理の動きが既に看取されます。

 中国は日本の水産物約6億ドル相当の最大輸出相手国であり、日本の水産輸出全体の42%を中国・香港が占めている! 海洋放出が、結局、最大の輸出先を失うという「安物買いの銭失い」になる事を想い知らされ出しております。(『ロイター』2023824日、25日)

 不道徳の永続を許さないのが歴史の法則です。

 直面する世界の危機の真因は倫理の欠如であることが改めて想起されます。文書による各方面に対する確約がかくも「しゃあしゃあ」と破られることは到底許されません。信なくば立たずです。

 市民社会は権力の乱用に対して「哲学の教えの三原則」で十分対処できることが想起されます。

 マスコミに替わり、YouTube は見事に日本が直面する深刻な国家の統治形態にかかわる危機の実態を伝えつつあります。

 これぞ天地の摂理です。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

放射性汚染水の海洋放出(所感) 2023年8月23日


 放射性汚染水の海洋放出は不道徳・無責任です。

 本日、グリーンピースより下記のメッセージが寄せられました。

<2015年、 政府・東電は、「関係者の理解なしにいかなる処分も行わず、他核種除去設備で処理した水は発電所敷地内のタンクに貯留します」と文書で約束しています。討 論会で「この約束は守られるのか」と問われた際には、はっきりと「守る」と回答していました。それにもかかわらず、海洋放出を推し進めようとする政府の不 誠実な姿勢は、到底受け入れられるものではありません。>

 

  人類と地球を守る天地の摂理は内外の反対運動の盛り上がりにより、早晩このような蛮行を頓挫せしめるものと確信いたします。公文書及び国際会議共同声明の 日本語訳の改竄などに示される日本社会の劣化は目に余ります。さらにyoutubeでは連日大きく取り上げられながらマスコミが一切報じない殺人事件の表 面化の兆しが遂に浮上しつつあります。

 

村田光平
(元駐スイス大使)
林外務大臣宛メッセージ 2023年8月20日

 林芳正外務大臣宛メッセージを別添お届けいたします。

 放射性汚染水の海洋放出に関する吴江浩駐日中国大使宛メッセージも別添いたします(以上こちら)
 世界が直面する危機の真因は倫理の欠如であることが益々明白になりつつあります。
 市民社会にとり哲学の教えの三原則が益々支えになっております。
 天地の摂理はいかなるものであれ不道徳の永続を許さないのです。

村田光平
(元駐スイス大使)
国際裁判への胎動−2 2023年8月8日

 福島事故の反省が皆無になることは許すべきではありません。

 世界の世論はIAEAの正体(原発推進機関)を見破りつつあります。原子力の軍事・民利用の区別はできないことから原発推進と核兵器拡散防止は矛盾そのものであることが心ある専門家により指摘されております。
 放射性廃棄物の海洋放出は国連海洋法条約違反との下記添付の見解がようやく注目され出しました。

 原子力は核兵器、原発は原爆との正しい指摘が広がり出しております。
「放射能で人は死なない」などという罪深い暴言が出る幕が無いようにするべきです。
 脱原発を核廃絶の前提条件とすることを求めることにより、核廃絶への人類の願望を改めて活性化することが望まれます。

 透明性が与えられスポットライトが当てられた案件は厳正な公明性が求められ、これに反する関係組織は世論の批判を浴び致命傷を負うことになるという「透明性と公明性の原理」が改めて想起されます。
 市民社会は日本一新、世界一新の幕開けの接近を感じている所以です。

村田光平
(元駐スイス大使)


【8月3日 CGTN Japanese】福島第一原子力発電所から出る放射能汚染水の海洋放出計画について、日本の法曹関係者は「放射能汚染水の海洋放出は国際法上の義務に違 反する」と批判しています。環境汚染関連の訴訟に数十年間携わってきた戸塚悦朗弁護士は「『国連海洋法条約』をはじめとする国際条約の締約国である日本が 放射能汚染水の海洋放出計画を強行することは、条約が定める義務に違反する」と批判しています。また、陸にある毒性のまたは有害な物質の放出は「国連海洋 法条約」第194条第3項で禁止されているとし、放射性物質を含む汚染水の海洋放出はこの規定に違反すると指摘しました。
日本弁護士連合会は2022年、日本政府に意見書を提出し、放射能汚染水の処理について他の方法を検討するよう求めました。
小泉純一郎総理殿 2023年8月1日
令和5年8月1日
村田光平
(元駐スイス大使)
暑中お見舞い申し上げます。

 旧知のエィミ・ツジモト氏が出版した『隠されたトモダチ作戦』は「原子力ムラ」の数多くの罪深さを誠に緻密に紹介しており、改めて衝撃を覚えます。関係者の責任追及のための「国際裁判級の体制作りの必要性」が痛感されます。
 この趣旨を内容とするBCC発信を昨日発出しましたのでお届けいたします。

 これまでの仕事から学んだことに「透明性と公明性の原理」とも言い表せれるものがあります。要するに透明性が与えられスポッ トライトが当てられた案件は厳正な公明性が求められるということです。これに反する関係組織は世論の批判を浴び致命傷を負うことになるというものです。

「歴史にはこう記されるであろう。この変革の時代において最も悲劇的であったのは悪人たちの辛埒な言葉や暴力ではなく、善人たちの恐ろしいまでの沈黙と無関心であった、と。」(マルチン・ルーサー・キング・ジュニア)

 市民社会は日本一新、世界一新の幕開けの接近を感じております。
国際裁判への胎動 2023年8月1日


 このたび米ワシントン州出身の日系4世の国際ジャーナリスト(女性)、旧知のエィ
ミ・ツジモト氏が出版した「隠されたトモダチ作戦」は「原子力ムラ」の数多くの罪深さを誠に緻密に紹介しており、改めて衝撃を覚えます。関係者の責任追及のための「国際裁判級の体制作りの必要性」が痛感されます。
 「ビッグモーター」という衝撃的事例が象徴する日本の劣化の現状を前にして市民社会は衝撃を受けております。しかしながら哲学の教えの三原則(天地の摂理・歴史の
法則・老子の天網)のお蔭で不道徳の永続は許されないことが確認できて、希望を抱きながら将来を展望しております。
 「原子力ムラ」の影響のもとに全世界の反対を押し切り放射性汚染水の海洋放出に踏み切れば上記国際裁判は現実化することになりましょう。
 本書の序言の中で小泉純一郎元総理は「エィミ・ツジモト氏からの情報で知った被曝した乗組員たちの声に耳を傾けるべく渡米したこと、日本人みんながトモダチ作戦による救援活動に感謝していることを伝えると日本も日本人も大好きなんだと恨みごと一つ言わない彼らに目頭が熱くなった」と書いておられます。
 本書のプロローグで「原発」イコール「原爆」と記されておりますが、換言すれば「原子力」イコール「核兵器」です。脱原発を核廃絶の前提条件とすることの必要性は明白となりました。

村田光平
(元駐スイス大使)

小泉総理宛メッセージ 2023年7月25日


中川秀直先生 皆様

 小泉総理宛メッセージを別添(こちら)お届けいたします。
 最近の世論で女性の自民党支持が11%も減少したことが憶測を呼んでおり、関係者に衝撃を与えております。

村田光平
(元駐スイス大使)

「原発回帰 」に対する市民社会の巻き返し 2023年7月17日


 EUタクソノミーの件で御協力いただいているドイツ在住の御存知グローガー理恵様から下記の朗報が送られてきましたのでご報告いたします。


 昨13日、EUタクソノミーに関する5名の元首相の声明(こちら)を改めて紹介する同氏のメッセージをBCCで発信しましたが、その中で同氏の動きは「原発回帰」に対する内外の市民社会の今後の巻き返しを象徴するものである旨指摘しました。早速反響がありましたがインドの親友のマニ・シャンカー・アイヤール元石油・天然ガス大臣より「核エネルギーは核兵器を意味する」との名言が送られてきました。

 これこそ脱原発を核廃絶の前提条件とするよう訴える市民社会の願いの論拠と言えましょう。

 今後の展望に就いては混迷を深めつつある状況下で益々存在意義が実感され出している哲学の教えの三原則(天地の摂理・歴史の法則・老子の天網)に頼ることとしております。

 村田光平
(元駐スイス大使)

                    ※                                  ※                                 ※

村田光平先生

もうすでにメールを受け取られてご存知と思いますが、グリーンピースのマーティン・カイザー氏(ドイツ・グリーンピース事務局長-Executive Director)からポジティヴな返答をいただきました。

カイザー氏は”
EUタクソノミーに関する元首相の声明”が提示する重大な意義を理解してくださって、感謝の言葉を添えてくださいました。 現在、ヨーロッパ・グリーンピースはガスと原子力を持続可能なエネルギーとしてEUタクソノミーに含めた欧州委員会を起訴中でが、この元首相の声明がグリーンピースにとって起訴を進めていく上で偉大なサポートとなることでしょう。
村田先生が、この意義ある元首相の声明をご紹介してくださったことに感謝申し上げます。

猛暑の中、どうぞご自愛なさってご活躍ください。

グローガー理恵

 放射性汚染水の海洋放出 2023年7月9日


 私に言及のある8日付東京新聞記事(IAEAは中立なのか)を別添いたします(こちら)

 IAEAには電力会社の利益代表の側面があると、かねてより私は発言してきました。
 放射性汚染水の海洋放出は罪深い地球規模の自然破壊です。人類と地球を守る「天地の摂理」が許す筈がありません。案の定反対は内外で強まる一方です。
 トリチウムは90年足らずの経過で無害化するとの見解もあり、結局地上保存ということになると思われます。
 無責任、不道徳と因果応報について誠に考えさせられることの多い昨今の情勢です。

(私の肩書に関して地球システム・倫理学会常務理事とありますが「元」が抜けてお
りました)

 原子力の軍事利用と平和利用を区別することは不可能であることから、心ある識者はIAEAの改革を求めております。

村田光平
(元駐スイス大使)

 原発放射性汚染水の海洋放出 2023年6月29日


 世界が直面する危機の真因は倫理の欠如であることを度重ねて発信してまいりました。

 このたび食政策センター「ビジョン21」の安田節子様から寄せられた放射性汚染水の海洋放出に関する返信(こちら)は市民社会の総意を反映するものとして共有させていただきます。

 

 倫理の大切を国際的に幅広く認識する場としての「国連倫理サミット」は既に幅広く賛同が得られておりますが、改めて同サミットを開催して無辜の市民の犠牲者に思いを馳せ、皆様とともにウクライナ危機の早期収束を訴える次第です。


 村田光平

(元駐スイス大使)

追伸 ガンジーの7つの大罪プラスα(こちら)を添付いたします。

原発回帰、放射性汚染水の海洋放出 2023年6月27日

皆様


 お元気のことと存じます。

 内外から猛反対されている福島事故に由来する放射性汚染水の海洋放出問題への対応には、専門家から次のような致命的問題点が指摘されております。
 放出されるトリチ
ウム汚染水の問題の本質はその濃度ではなく総排出量です。海に放出されれば希釈されるので放出前の希釈には意味がないのです。
 さらに各方面から指摘されている国連海洋法条約85条違反という決定的問題提起がいまだに無視されていることはもはや限界です。

「原発回帰」により脱原発への動きは振り出しに戻されてしまいましたが、「哲学の教えの三原則」(天地の摂理・歴史の法則・老子の天網)を案出して、これを支え
る「天地の摂理」に立脚して巻き返しを図るべくこれに対処しております。
 その原点となる参議院予算委員会公聴会(2012年3月22日)における公述人としての発言を下記追伸でお届けいたします。
「哲学の教えの三原則」の「天地の摂理」が初めて使われました。
 不道徳なGX推進法のとん挫、放射性汚染水の海洋放出を含め、脱原発政策の確立を今から予見する所以です。
 市民社会が深刻に懸念する原発事故の再発を待つことなく天地の摂理により脱原発が実現することを祈るのみです。

村田光平
(元駐スイス大使)


追伸  参議院予算委員会公聴会(2012年3月22日)における公述人としての発言

 参議院予算委員会公聴会(2012年3月22日)における公述人としての発言は注目されました。福島事故の教訓が「経済重視から生命重視への 移行」であること、および世界の危機の真因が倫理の欠如であることを指摘したこと、国連倫理サミットの開催につき潘基文国連事務総長より前向きの返書を受領したこと、また、オバマ大統領の「核のない世界」の支持を含む私の発信活動に対してルース駐日米大使より謝意を伝える書簡が寄せられたことを披露したことなどがその内容でした。特に強調したのは天地の摂理(天の摂理に地を加え哲学であることを示した私の造語)は不道徳から人類と地球を守る、これが悠久の歴史から導き出される歴史の法則であるという点でした。
 国際的な支援の動きにも言及しました。
 再処理工場の危険性を改めて訴えましたが、欧州の代表的な環境学者、エルンスト・フォン・ワイゼッカー教授から得られた支持に言及しました。
 この公聴会で世界が注目していた福島第一4号機の危険性を指摘する機会を得ました。4号機の危険性については細川護熙元総理も重視され野間文学賞受賞のご挨拶で強く訴えてくださいました。
神宮外苑の森林保護ー5 2023年6月23日

 明治神宮外苑の名勝への指定を求める永岡桂子文部科学大臣宛及び都倉俊一文化庁長
官宛に別添のメッセージ(こちら)をそれぞれ発出いたしましたのでお届けいたします。

 明治神宮外苑の再開発計画に対しては市民社会は強く反対しております。環境アセスの国際学会は工事停止勧告を関係方面に発出したことが報じられるに至りました。
 明治神宮外苑の森林は、都民および訪ねてくる国内外の人々の憩いの場として現在および次世代の人々のために末永く残すことが市民社会の願いです。
 日本イコモス委員会が提案する「神宮外苑の名勝への指定」が実現すれば渋沢栄一がこの緑地を明治神宮に献上した際文書で求めた「美観を永久に保全すること」及び「地権者であれど自由に開発していいというものではない」の2条件は満たされることになります。これを無視することは不道徳であり天地の摂理は許さないという哲学の教えが想起されます。

 皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
   神宮外苑再開発、環境アセスの国際学会が工事停止を勧告 「SDGsの世界標準からかけ離れている」:東京新聞 TOKYO Web 2023年6月17日

中川秀直先生 皆様

 神宮外苑再開発反対の最先端で活躍されている楠本淳子様から寄せられた朗報とこれに対する私の返信をお届けいたします(こちら)
 天地の摂理が実感され出しました。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/256911

村田光平


  明治神宮の森林保護−4 2023年6月10日


 6月2日、明治神宮の森林保護に関して取材を受けましたが、このほどこれに基づく記事が要領よく掲載されましたので次の通りお届けいたします。

 <明治神宮外苑の再開発、3,000本伐採で都民の反対が高まる>
https://www.data-max.co.jp/article/64352
https://www.data-max.co.jp/article/64397


 日本イコモス委員会の石川幹子理事(東大名誉教授)がユーチューブで述べられてお りますが
このままでは都立公園全てが無くなる恐れがあるとのことです。
 東京都の観光資源の保護に関係するものとして到底放置できません。

 皆様の御理解と御支援を心からお願い申し上げます。

 

村田光平(元駐スイス大使、日本ナショナルトラスト顧問)

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トピックス

村田光平氏の「最 近の主な活動」(赤字はメディア露出)   以前のものは「文 書室」へ移動

福 田康夫元総理林文科大臣若 狭国民ファースト代表中川環 境大臣鈴木五輪担当大臣そ れぞれに宛て、メッセージを発 信。(2017.8.21)
放 射能汚染に関する村田氏のメッセージ集が、自然 解決財団(国際NPO)によりまとめられた(こ ちら、英文)。(2017.8.26)
福島県における放射能汚染土壌の発火に関し発出した メールに対 し、福島県危機管理部放射線監視室より回答が寄せられた(こ ちら)。(2017.9.23)
日本展示会石積忠夫会長からの『日展協「見本市 中止問題」に関する日経新聞 意見広告のご送付』メール、及び小池都知事宛メール他を掲載(こ ちら)。(2017.10.3)
中国の自然エネルギー重視政策が世界の主流の変化をも たらしう るとの考えを伝えるメッセージを中国首脳(習 主席,李総 理)に発 送した(こちら)。 (2018.1.4)
安倍総理宛、「国際社会における名誉ある地位」を確保 するため に(所感)を発信(こちら)。 (2018.1.13)
小泉元総理宛メッセージ(こ ちら)を発出。(2018.5.24)
小泉元総理宛メッセージ(こ ちら)を発出。(2018.5.31)
原不二子氏より上昌広医療ガバナンス研究所 理事長の福島事故に関する英文記事が寄せられた(こ ち ら)。核テロ、医師不足問題が取り上げられている。(2018.6.8)
NPO法人「東北ヘルプ」事務局長 川上直哉氏から、東京五輪が東京や日本経済にもたらす経済被害に関する情報が寄せられた(こ ちら)。(2018.6.13)
廣野良吉成蹊大学名誉教授とのメール往復をアップ(こ ちら)。(2018.8.5)
ウクライナ政府と日本政府の放射能対応の比較表(こ ちら)を掲出。日本では8000ベクレル/kg以下の汚染土を全国の公共事業で利用出来る。(2018.10.7)
安倍総理宛、枝野立憲民主党代表宛メッセージ(こ ちら)を発出。(2018.12.12)
英文の新年挨拶を掲出(こ ちら)。(2018.12.27)
経営サイト「データ・マックス」に、国連支援交流協会 アセアン・ジャパン支部副支部長 金木亮憲氏に よるインタビュー記事が掲載される(こ ちら)。(2019.4.5及び11日)
広瀬隆氏が発信・拡散している情報のうち「五輪の腐敗 の実態」に関する部分(こちら)を 多方面に発信。(2019.5.15)
廣野良吉成蹊大学名誉教授のコロナウイルス問題への提 言などを掲載 (こ ちら)。(2020.3.21)
「2020年10月20日、IOCが東京五輪の中止決 定を日本に通達した」との情報がこ ちらに出された。(2020.10.22)
世 界的ヴァイオリニスト黒沼ユリ子氏から意見・激励メール(こ ちら)が届く(2020.10.30)
島根県のラジオ番組「2021年3月7日 おはようサンデー」で「国 際ZOOMシンポジウム」での発言が動画で紹 介された(こ ちら 8:52~)。(2021.4.5)
・特定非営利活動法人「知識の杜」のホームページにて、近況報告の一部(3月25日付)が掲載された(こ ちら)。(2021.4.7)
「22 世紀アート」社の「EPOCH」誌創刊号にて、村田氏の取材記事(カラー4ページ)が掲載される(こ ちら)。(3021.6.19)
紺 野大介氏(東京大学工学博士)より、激励と雑誌記事「COVIDとワクチン接種の確かさ/不確かさ」他が送られる(こ ちら)。(2021.8.9)
NPO法 人「知識の杜」ホームページに、当サイト「近況報告」の内容が紹介された(こ ちら)。(2021.8.24)
同 様に「知識の杜」のホームページにて、こ ちらの内容で近況報告の一部が近日中に掲載される。(2021.10.3)
「知 識の杜」のホームページにて、こち らの内容で近況報告の一部が近日中に掲載される。(2021.10.11)
仏 在留邦人であるジュフロワ総子様からの反響及び英文スピーチ(こ ちら)

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