村田 光平先生             2020年10月30日
 
 常づねお元気で、お疲れ知らずで, 掛け替えのない貴重なご意見をメールでご送付くださり、 我われ凡人を叱咤激励して戴き、陰ながら深く感謝申し上げております。
まさに全て、先生の仰せの通りです。今日の世界に欠如している最重要なタームは「倫理=Etica=Ethics」ですね。
 
よくもコレほど「恥知らずな顔」をして愚事を堂々と行う政治家連が、いつまでも世に蔓延して居られるもの、と ”感歎” せずには居れません。
私はもうとっくに人類に失望ではなく「絶望」してしまっております。
ですので、もし万一、生まれ変わることが可能になりましても、絶対に人間にはなりたくない。動物か鳥、または 樹木か花 になりたいと希っております。彼らは嘘をつきませんし、誠実=Sincerity がありますから・・・。
 
この地球上での唯一の被爆国である日本が、国連での「核廃絶条約」に賛成票を投じない、とは一体、どう言う説明が可能なことなのでしょう?
子供たちには何と言う釈明と解説ができるでしょうか?! 
「開いた口が塞がらない」とは、まさにこの様な時に使う言葉なのではありませんか? または「穴があったら入りたい」と・・・。
 
あの「福島第一」の悲劇を起こしていながら、未だに原発を禁じられない日本という国。一体全体、もう絶望以外に無い、と私は思ってしまいます。
が、一般的には信じられないほどの忍耐力をお持ちの村田先生は、未だ「人類への希望」をお捨てにならないで「教育が足りないのだ」と惜しまずご努力を継続 されておられます。実際に私は、自分の頭に帽子を100個積み上げて脱帽しても、先生への十分な感謝表明には足り無いと思っております。本当に心からご尊 敬申し上げます。
 
私たちは21世紀の今日を「コロナ世紀」とも呼びたくなる様な毎日を過ごさせられておりますが、先生どうかくれぐれもご自愛くださいませ。心からお願い申し上げます。
 
先生のご存在が、多くの人々にとって「何とか生き続けることを可能」にしている不可欠要素なのです。もし、世界の状況が現状のまま永遠に続くのであること が実証されてしまえば、「集団自殺」をしたくなる人々も決して少なくないでしょう。こんなに「未来に希望を持つこと」が困難だった時代が、コレまでの人類 史にあったでしょうか? 
あの決して二度と繰り返してはならない「広島と長崎」以外には幸い、未だ「核」は使われてはいませんが、今後一体いつ頭の狂った政治家が「核のボタン」を押してしまうか分からない時代に我われは生きているのですから・・・。
 
とんでもない愚痴メールになり申し訳ございません。どうか悪しからずお赦し下さいませ。
蛇足ながら「コロナからの手紙」という一風変わったレターを受け取りましたので、ご参考までに添付させて戴きます(下記)。ご笑覧下さいましたら幸いです。
 
では、今後はお寒さに向かいますが、どうぞお元気でお過ごし下さいませ。
 
黒沼ユリ子



コロナウイルスから人類への手紙










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