日本経団連
榊原定征会長殿 

平成28年9月26日
村田光平
(元駐スイス大使) 
拝啓
 鳩山友紀夫元総理から寄せられたメッセージをお届けいたします。

 豊洲への移転を諦めるべきこと、東京五輪から名誉ある撤退をするべきことを提唱されております。誠に時宜を得たご提言です。
 既に反響があります。
 
 海外からは、Natural Solutions Foundationから、ICO(国際オリンピック委員会)に対して福島の現状認識を問う形で圧倒的多数の意志を結集させ、社会的にアピールをおこす用意があるとの連絡を受けております。

 海外からの批判で撤退するのでは、あまりにも不名誉です。
 昨秋、JAPAN TIMES誌上で総理経験者として初めて東京五輪の返上を訴えられた鳩山元総理からのこのたびのメッセージは、その後の厳しい国際社会の動きを踏まえて、重く受け取ることが望まれます。

 一日も早い五輪返上の決定につき、貴会長の格段のご尽力をお願い申し上げます。
敬具 
 
追伸 
 豊洲、五輪、再稼働、リニア新幹線、いずれも利益優先、生命軽視で同類、同根です。遂に不道徳の永続を許さない天地の摂理(歴史の法則)が動き出したと感じております。
 もんじゅ廃炉の決定は放射性廃棄物の処理ができないことから、必ず原発全体計画を見直し、廃止することになるとは長谷川 晃阪大名誉教(Maxwell米物理学賞受賞者)の見解です。







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