日本オリンピック委員会
竹田恒和会長殿


平成26年1月20日
村田光平
拝啓
 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 15日夕刻、著名な平和活動家のDr.Elworthy女史よリ下記の衝撃的内容を含むロシア国防省の極秘報告文書の内容がメールで転送されてきました。
 福島事故現場の地下で12月31日に2度爆発があり事態収拾の目途も立ちそうにないという趣旨の内容です。その要旨は別紙の通りです(こちら、英文)(日本語要旨はこちら)

 衝撃を受けました。目先が真っ暗になりました。全世界も衝撃を受けているはずです。同日、経産省の責任者と連絡が取れて12月31日については、事故現場ではなく茨城県で地震が発生したことが確認でき、関係方面にこの旨伝えることができました。
 
 しかし、今後爆発はあり得ないと到底断言できません。熔解燃料棒の地下水との接触、現場での放射線量の増加なども伝えられ懸念は深まる一方です。
 このたび世界に衝撃を与えたこの極秘報告は内外に危機意識を呼び覚ましました。国として事故処理に全力投球しない限り、国際社会の日本にたいする批判が強まることが懸念されます。
 
 貴会長のご指導とご尽力をお願い申し上げます。
敬具



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