習近平国家主席宛2016年5月8日付け書簡の骨子

1.世界の危機の倫理の欠如。
2.力の父性文化は破局を生む。
3.明治維新後軍国主義という父性文化は敗戦を招き、新たに導入された経済至上主義という父性文化は福島原発事故をもたらした。
4.世界を救えるのは和の母性文化である。
5..核廃絶実現に向う過程においてこの認識に立脚しなければ座して死を待つことになろう。
村田光平

父性文化と母性文化の特徴の比較


現実に求められるのは、両文化のバランスであり、望ましい「度合い」だと思われます。
母性文化の潮流は、究極の破局に向かう現在の「力の文明」を母性文化に立脚した「和の文明」に転換するために不可欠なものであり、歴史的な意義がみとめられます。


父性文化             母性文化

       目標との関係
進歩       ―――      進化
直進       ―――      循環
       他者との関係
自己中心     ―――      連帯
競争       ―――      調和
対立       ―――      協調
弱者切捨て    ―――      弱者への配慮
排他性      ―――      開放性
厳格       ―――      寛容
ヒエラルキー   ―――      対等
      自己実現との関係
知性重視     ―――      感性とのバランス
強欲       ―――      少欲知足
権力       ―――      哲学
       目的達成手段
実力行使     ―――      対話
トップダウン   ―――      ボトムアップ
指揮統制     ―――      自発性
       環境との関係
自然征服     ―――      共生〈トモイキ〉
       頭脳との関係
左脳       ―――      右脳
         その他
絶対主義     ―――      相対主義
神        ―――      生命
保守主義     ―――      革新主義
原子力エネルギー ―――      自然エネルギー
独裁       ―――      民主主義




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