中曽根康弘総理殿
平成28年12月6日
村田光平
(元駐スイス大使)
拝啓
所感をお届けいたします。

進行中の公営賭博増設、カジノ解禁の動きは国会、政治家の一大汚点になるとみなされつつあります。福島危機を抱えた日本が海外から6000万の観光客を誘 致できると考えるというお粗末さに呆れ果てます。誰もが大嘘と認めるunder control 発言に悪乗りを続ける不道徳な内外の東京五輪関係者と同罪です。そろそろ日本に一大転機が訪れることが切望されます。

止められない福島からの放射能汚染により地球環境加害国とみなされている日本に対して、国際社会が結束して、例えば冷却プールの使用済み核燃料を全てドラ イキャスクに収めるなどの具体的安全対策を要請越す可能性が予見されます。国際社会の対日不信が確実に募りつつあります。

知人からの傾聴に値するメッセージの抜粋をお届けいたします。

 「武蔵は当初から弱点があることが解っていながら、改良せずそのまま航行したとのこと。それに対してアメリカ軍は空爆で4方8方から狙い撃ち して絶対失敗のない作戦を立てるのですから、日本は勝ち目などないわけです。結局戦争における向こう見ず、つまり、冷静さ、緻密さを欠いたやり方がそのま ま東京五輪にも当てはまるようです。ーーーーー
法華経の行者日蓮より「末法になると法を守らぬ人が尊重せられ法を守る人が罰せられる。不誠実な人が重んぜられ誠実な人が軽蔑される。そして神々の怒りを 招く。」そして様々の天変地変が起こる様子が詳しく書かれています。現代の世相が余りにもこの文にぴったりなので驚いています。正法が失われ人心が乱れる ことの怖さがよく解ります。」
 
東京五輪返上を契機として日本の一大転機が訪れることが切望されます。
貴総理のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

一層のご自愛をお祈り申し上げます。               


敬具






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