以前の「近況報告」(発信メッセージ)
その
多方面への発信メッセージ ── 小泉元総理の脱原発を訴えるご講演 2022年1月22日

皆様


 小泉純一郎元総理宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。
 また、一例にすぎませんが、脱原発を訴えられる下記ご講演(動画)をお届けいたます。是非ご覧願います。
 https://www.youtube.com/watch?v=jht71LpxJEA&t=3s


 同講演で指摘された国民を欺いた関係方面の責任を今後看過することなく追求することの必要性を痛感いたしました。

 欧州委員会が気候変動などへの投資を促進するため『EUタクソノミー』に原発を含めようとする動きが伝えられますが、これに対し小泉元総理他複数の首相経験者は持続可能な世界を実現するには脱原発と脱炭素を同時に進める自然エネルギーの推進しかないとの立場を近日中に共同で発表することが取りざたされております。


村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 「福島第一原発の水素爆発は地震が原因で起こった」-2 2022年1月16日


皆様

 

「透明性と公明性の原理」がこのほど世界一のテニスプレイヤーの全豪オープン参加問題で想起されました。

 スポットライトを浴びた不正は関係方面の名誉のために必ず正されるに至るというものです。

 尊敬する市民社会の一員から寄せられたメール(こちら)をお届けいたします。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 「福島第一原発の水素爆発は地震が原因で起こった」 2022年1月16日

皆様


 旧知の田中光彦氏の当初からの持論(「福島第一原発の水素爆発は地震が原因で起こった」)の正しさ「福島第一原発の水素爆発は地震が原因で起こった」が改めて注目されております。
 この事実を認めれば原発の総点検が必要となるためこれまで否定され続けてきたのです。
 田中三彦氏はF1の原子炉の内部に立ち入り検査を行って自説の正しさの立証を試みております。

田中三彦氏「福島第一原発の水素爆発は地震が原因で起こった」 ~元国会事故調委員の田中三彦氏と元国会事故調協力調査員の伊東良徳氏、両氏による記者会見
2013.8.27  https://iwj.co.jp/wj/open/archives/98481

 最早論議は不要です。
 不道徳の永続を許さない歴史の法則は地震、津波、火山超大国である日本に存在する54基の原発の全発を求めます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 年頭所感(感想)  2022年1月11日

皆様


 お届けした年頭所感は岸田総理をはじめ幅広く発信いたしましたが、各方面より反響が出始めており、励まされております。
 とりあえずご参考までにご報告いたします。

(その1)
全ての点で市民社会を代弁して良心に基づく倫理の問題を取り上げて頂き感謝です。是非より良い世界を実現する為に、今年も発信を続けて頂きたいと思います。

(その2)
CO2を過大敵視することで、原発以外の選択肢を封じようとする不道徳な戦略が隠されていることを先生はお見事看破されているのですね!
人類の福祉を守ろうとする、純粋な人々の前では、不純な目論みは全て看破されてしまうでしょう!
これからの人類の幸福のために共に胸を当てて、祈りましょう??

(その3)
おっしゃる通り、リニアは問題です。リニアは新幹線に比べて3倍から5倍の電力を消費する、まさに「巨大電力ムダ食い電車」です。
先ずこのような「地球環境破壊電車」こそ、永久計画凍結すべきであると思いました。

(その4)
 精力的な不屈のご活躍、心からありがたく思っています。
 ご返事を差し上げず、失礼を続け、誠に申し訳ありません。
 お書きくださっているように、地球温暖化を二酸化炭素のせいにし、原発を復権させようという愚かな策謀もあちこちで起きてきました。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 年頭所感  2022年1月10日

皆様

 明けましておめでとうございます。
 年頭の所感をお届け申し上げます。

「世直しコロナ」は不道徳なカジノ、リニア中央新幹線に重大な打撃を与えました。
「世直しオミクロン」は「電事連」の改革を生むかもしれません。
 フクシマ事故の真因は「安全神話」の背後の総括原価方式から生まれた巨額の資金だからです。

 オミクロンの感染爆発の一因となった沖縄駐在の米軍の在り方についての議論も不可避になったと言えましよう。
 福島汚染水の海洋放棄に対して内外の市民社会が反対する動きも兆しが看取されます。

 これとの関連で注目されるのは江口工鉱研工業前社長の提案です。
 江口氏は地下開発の権威で、チェルノブイリ事故発生の翌日ソ連政府から要請を受け、近隣河川への放射能の到達を食い止めた方です。また地下ダムを建設して福島第一への山側からの大量の水の流入を防ぐ案を提唱し、菅直人総理にまで了承されたにもかかわらず、株主総会を控えた東電に拒否されました。
 これが汚染水問題発生の原因です。

 
江口氏は福島汚染水問題に関して、25年に亘る地下資源開発で生まれた地下空洞(後楽園ドーム数個分、福島第一から10数キロの地点に所在する)の活用を経産省に申し出ておりますが、東電が反対しているとのことです。
 江口氏は小出裕章先生とともに福島第一を石棺で覆う解決を提言しております。
 3月11日の福島事故11周年に備えて、NHKは江口氏に対して年末に数時間もの取材をしたとのことです。

 近づく参議院選挙との関連で、市民社会が重大な関心を寄せ続けるのは市民による「モリ・カケ・サクラ・赤木」追求の先行きです。
 他方、小型原発を推進して放射能漏れを恥じない仏、EUなどの不道徳を内外の市民社会が放置する筈がありません。
 CO2を過大敵視することで、原発以外の選択肢を封じようとする不道徳な戦略が存在します。
 これに対しては「原発稼働より、火力発電をつかうべし」という堂々としたキャンペーンが立ちはだかろうとしております。

 深まる世界の危機に直面して、その真因は世界中に広がる倫理の欠如であるとの認識が拡散しつつあります。
 今年8月スイスのPontresinaで開催されることが決まった「世界倫理フォーラム」はその証左と言え、画期的進展です。
 同フォーラムが長年懸案の「国連倫理サミット」の先駆けとなることが期待されております。小泉純一郎元総理が指導される「原自連」(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)が追及する脱原発の国際化による原発全廃がこの場で合意されることが切望されております。

 オミクロンの凶暴振りを前にして先行きが深刻に懸念されますが、不道徳の永続を許さない歴史の法則(天地の摂理)が市民社会の未来への希望を確実に支えるものとして想起されます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── World Ethicforum in Pontresina/ Switzerland  2022年1月6日

皆様


 世界倫理フォーラムに関しご報告した内容をBCC英文発信(こちら)で伝えました。
 その中でメルケル独前首相の同フォーラムへの参加について細川護熙元総理が電話にて強いご希望を表明来されたことを明記致しました。
 本フォーラムの開催については各方面からこれを高く評価する旨のメッセージが寄せられております。

(その1)貴重なメッセージ拝受いたしました。有難うございます。
世界の倫理と平和を人類が、特にリーダーが実現してゆく局面ですので、ご尽力に敬意を表します。

(その2)世界的な大きな平和への動きですね。価値観を共有している人々の、まさに連帯と結束の時代 到来ですね。

その3) これは重要なマイルストーンです。おめでとうございます。

 市民社会は本フォーラムが長年に亘り待望されている国連倫理サミットの一歩前進をもたらすことを切望しております。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 世界倫理フォーラム 20222年1月6日

皆様


 2022年8月25~28日、スイスのPontresinaで開催される「世界倫理フォーラム」の主催者より添付(こちら)の通り連絡がありましたのでご報告いたします。

1. 同会議にメルケル独前首相を招待する件ついては、その意義に賛同して準備に取り掛かかりたい。
2. 会議は生命の概念を生物圏にまで革新的に広げたマニフェストを採択することとしている。
3.招待者に関して推薦願いたい。


これに対して別添の返信を発出し下記の諸点をお伝えいたしました。

1.拡大された生命文化を最も脅かすのは原発、核兵器、環境破壊、気候変動である。
2. 拡大された生命文化は経済最優先から生命最優先への大転換、原発廃止、核廃絶の達成によって実現される。

 私の出席も希望されておりますが検討致します。
 招待者の推薦として母性文明の具体例ともいえる“Ring Women,  Rising World”の設立に私と協力したScilla Elworthy 教授を推薦しました。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──  岸田総理宛メッセージ(良心なき科学) 20222年1月4日

皆様


 岸田総理宛メッセ―ジ(こちら)を別添お届けいたします。

「良心なき科学は良心の廃墟に過ぎない」(ラブレー)の警句に言及しておりますが、このほどEUが開発をすすめる方向に踏み切ったと伝えられる小型原発の開発の不道徳性は下記BCC発信(赤字部分)で明白です。

 これが遺憾ながら世界の現状です。

 市民社会は無力ですが最近の自然現象に警告を読み取り、歴史の法則が原子力、原発の前に立ちはだかるものと確信し、未来への希望を持ち続けております。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 地球温暖化防止のための原発推進は、世界の破滅をもたらす-2 2021年12月30日

皆様

 
 尊敬する知人から寄せらた下記のメッセージを共有させて頂きます。

 世界の危機を招いたのは倫理の欠如であるとの認識が広がりを見せております。
 2023年4月にスイスで開催予定の「世界倫理フォーラム」はその証左です。
 地球環境の危機を背景に激甚化する天災は残存する430余基の原発の脅威を改めて想起させております。
「良心なき科学(知識)は魂の廃墟にすぎない」との先哲(フランソワ・ラブレー)の警句は重大欠陥が指摘される小型原発の開発に向けられます。
 国連倫理サミットの場で脱原発の国際化を実現して原発の全廃を達成する必要性が改めて認識され出しております。

村田光平
(元駐スイス大使

 記

原自連・吉原毅会長の寄稿に全面的に賛同いたします:原発事故は国家を消滅させる「亡国のエネルギー」「世界破滅エネルギー」であることを改めて肝に銘じたい。

<https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/1KMZV21R6P/> 欲望の資本主義 特別編 「生き残るための倫理」が問われる時 - BS1スペシャル - NHK

今年9月放送の再放送を見ました。
後半の締めは:
“政府はもう決める立場には立っておらず力もありません。暴走をとめるのは個人の道徳か?業界の自主規制か?それは社会の倫理となりうるのか?
善悪を決める資本主義の神はどこに?・・・マックスウエーバーはかつて禁欲という倫理が資本主義の精神となって経済の秩序を築き上げた。しかし今日鉄の檻から禁欲の精神は抜け出してしまった。この巨大な発展が終わる時、鉄の檻の中に住むものは誰か?まだ誰にも分からない。彼が正しければ、私達はどんな構えで倫理と向き合うべきか?”

色々な観点から“倫理”についての考察を目にするようになりました。
多方面への発信メッセージ ── 地球温暖化防止のための原発推進は、世界の破滅をもたらす 2021年12月28日

 小泉純一郎元総理の脱原発活動を支える原自連(原発ゼロ自然エネルギー推進連盟の吉原毅会長(城南信用金庫名誉顧問)から自然エネルギー新聞の新春随想への「地球温暖化防止のための原発推進は、世界の破滅をもたらす」と題する下記寄稿文が寄せられましたので共有させていただきます。これまでの論議を根底から一変させる素晴らしい内容で、既に多くの賛同者の支持表明に接しております。
 原発は無責任、不道徳です。
 市民社会は不道徳の永続を許さない歴史の法則に希望を見出しております。
 皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)


 地球温暖化の原因はCO2の排出による温暖化ガスの増加であり、人類は脱炭素社会へ向けての転換を急ぐべきであり、もはや一刻の猶予もならない、これに対する科学的な議論はすでに尽くされており、議論の余地はない、今行動しなければ地球環境は壊滅的な危機に陥るであろう。こうしたIPCCの主張がCOP26を契機として世界的に高まっている。
 しかし科学とは仮説と議論の積み重ねであり、それに基づいて様々な施策が展開されねばならない。議論を封じてとにかく行動を急げという姿勢はファシズム、全体主義であり、もはや科学ではない。
 そうした中、再生エネルギーは遅々として開発が間に合わないので、原発の再稼働や小型原発の新設を急げという議論が出始めており、EU議会でもフランスでも、原発を脱炭素エネルギーの選択肢の1つとして積極的に活用すべしという論調が強まっている。
 じつは、脱炭素の旗振り役として、世界の中心で活躍しているIPCCは、意外なことに、原発の活用を脱炭素の選択肢として、過去一貫して認めてきた。環境問題の救世主のようなイメージを持つIPCCだが、原発に対するこうした不自然な姿勢をとってきたことは無視しえないことである。90年代の終わりに、アルバート・ゴア氏が「不都合な真実」という映画を作り、ゴア氏とIPCCがノーベル平和賞を得たが、それを契機に、「原発ルネッサンス」の風潮が世界に広まり、それを背景に、経産省官僚の仲介でウエスティングハウスの原発部門を東芝が法外な値段で購入させられたのはまだ記憶に新しい。ちなみに「不都合な真実」では、2020年に海面が20メートル上昇し、NYとロンドンが水没するというとんでもない予言が描かれたのである。人々をヒステリックに運動に追い立て、原発を推進しようという勢力は、フランスやイギリス、アメリカに根強く存在するのだ。
 地球温暖化防止の観点から原発再稼働を求める論調が我が国のマスコミにも出はじめているが、とんでもない亡国の議論である。日本は地震大国であり、原発はわずかな地震で破壊される。フクシマの爆発事故は津波ではなく地震による故障が原因である新事実もわかってきた、巨大事故が起きれば国家は消滅する。誰もその責任は取れないのが原発だ。我々、原発ゼロ自然エネルギー推進連盟は、こうした「化石燃料の代わりに原発を」という議論を絶対に認めない。原発事故は国家を消滅させる「亡国のエネルギー」「世界破滅エネルギー」であることを改めて肝に銘じたい。
多方面への発信メッセージ ── 岸田総理宛メッセージ(脱原発の国際化の必要性) 2021年12月25日

皆様


 岸田総理宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 長年に亘り脱原発のため尽力してきた市民社会は、フクシマ事故にも拘らず、日本が今なお原発を推進する体制を堅持していることに関して、重要な判断に到達いたしました。
 原子力、原発推進の特異な国際的背景の存在とその影響により日本の脱原発は単独では期しがたいと言うことです。
 世界が直面する危機の真因は世界中に広まった倫理の欠如であるとの認識の広がりは、遂に来年4月スイスで開催される運びとなった「World Ethics Forum」(世界倫理フォーラム)に結実致しました。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── Call for an UN Ethics Summit(BCC英文発信) 2021年12月22日

皆様


 お送りした20日発出の林外務大臣宛メッセージの骨子を取りまとめたBCC英文発信(英文共同声明を添付)(こちら)をお届けいたします。

 早速声援が送られてきておりますが、スイスの友人(IPPNW幹部)からは今年開催が予定されていた世界倫理フォーラム(World Ethic Forum)は来年4月25日から28日、スイスの風光明媚な観光地Engadinで開催されるとの連絡を受けました。
 国連倫理サミットにとり貴重な追い風となることが期待されます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 林芳正外務大臣宛メッセージ 2021年12月20日

皆様


 林芳正外務大臣宛メッセージ(脱原発の国際化)(こちら)をお届けいたします。

 原発の特異な国際的背景に鑑みれば国連倫理サミットの開催を実現して脱原発の国際化を実現することによってのみ日本の脱原発は実現するとの確信をお伝えいたしました。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 天災の凶暴化 2021年12月13日

皆様

 米南部と中西部で10日から11日にかけて竜巻被害が相次ぎ、米メディアによると
ケンタッキー州で20人以上の死者が確認されるなど、少なくとも5州で計30人以上が死亡し、発生した竜巻は8州で50個以上と伝えられますロイター通信は、発生した竜巻は6州で30個以上、少なくとも100人が死亡したと伝えております
 天災の激甚化が言われ出しておりましたが、地球が直面するのは天災の凶暴化と言えそうです。
 日本とし(予定)の原発の運転中止がまず求められます。
 フクシマ事故8年を経ての所感(2019311日付)(こちら)を改めてお届けいたします。

村田光平

(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 深刻なフランスの原発技術の欠陥-2 2021年12月13日

皆様


 経済界出身の親しい知人より時宜を得たこちらのメッセージが寄せられました。
 日仏間の原子力技術面での緊密な協力関係に鑑みれば、フランスの原発技術の欠陥は日本に深刻な課題を与えたことになります。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 福島汚染水の海洋放出 2021年12月9日

皆様


 在日のフランス人の知人より福島汚染水の海洋放出に関する下記報道記事(仏語)が寄せられましたのでお届けいたします。
 https://www.futura-sciences.com/sciences/actualites/physique-eaux-issues-fukushima-repandront-ocean-pacifique-95287/


 その骨子は次の通りです。

1.海洋放出は2年後に始められ、数十年間継続される。
2.トリチウムを含む汚染水は1200日で米国および豪州に到達し、2400日でインド洋、3600日で太平洋全域に影響が及ぶことになる。

 今後内外の市民社会の反対運動の盛り上がりが予見されます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 深刻なフランス原発技術の欠陥 2021年12月8日

皆様


 深刻なフランスの原発技術の欠陥に関するフランス在留邦人から寄せられた重大情報を共有させていただきます。

<中国広東省台山原子力発電所、また放射能漏れか?その根本の原因はフランスの原発技術の欠点?
https://youtu.be/UmpJoiGSUWU
 フランスは自国で技術的に失敗し、中断しているEPRをアジアに売りつけて金儲けしているのです。日本へもMOX燃料をフランスから高浜原発に送っていますし、国内の一部で進められている小型原発の開発推進もフランス発のはず。つい最近は、サウジアラビアに戦闘機(確か80機)売ったと大自慢、、、フランスは本当に罪深い。軍需産業がある限り世界中に戦争が起こります。

上記のユーチューブ情報に関しての「よそものフランス」代表からのコメント:

 この中国の台山タイシャン(だいさん ではない)は、初めて稼働したEPRですが(フランスでもフィンランドでも問題続出でまだ完成・稼働できず)、今年6月の異常発生、7月末にストップという経過も、(このお送りした情報の中で触れている通り)今回、フランスの独立放射能測定所クリラッドCRIIRADに内部告発があり、それをCRIIRADがフランスの原子力安全局ASNに公開質問状を送って事実を確認するように要請したことも事実です。

 EPRの原子炉の構造自体に欠陥があるため振動が起きて核燃料棒に影響する、という実験結果が、実は2006-2007年からわかっていたらしいとのこと。
 そして、この欠陥はタイシャン2(稼働中)、まだ稼働していないフィンランドとフランスのEPRにも共通するだろうから、非常に重要だから情報をちゃんと公開せよということです。

 EPRはもともとフランスArevaとドイツ(Siemens)の共同企画だったのが、Siemensは脱退(おそらく技術的にうまくいかない、採算取れなそう、と思ったからでは?)し、フランスだけが開発した。製造はクルゾーというずっと原発本体と部品を作ってきた会社(後にAreva-APとなり、Framatomeとなる)ですが、ここは破産し、ノウハウも失われ、欠陥部品問題が数年前に発覚した。そして、2000年代には欠陥部品問題がたくさん起きていたのに書類の偽造も行われ、EDFとアレヴァ双方で隠蔽があったことも発覚しました。
 フランスのフラマンヴィルのEPRの建設の許可(政令)は2007年に出たのですが、それまでもずっと市民とNGOの反対運動があり(その後も現在まで続いている)、そうした中で情報が隠蔽された可能性は大きいです。>

 フランスに詳しい元国際機関幹部の知人の下記の指摘は看過できません。

<COP26での石炭禁止の動きが、マクロンの小型原発開発になっていますね。あの6基は日本のもんじゅの継続や六ヶ所村の再処理工場と結ばれています。極めて危険な計画でアレバがかんでいるかぎり新世代原発もまやかしだと思って居ます。>

 今後とも皆様とともに重大な関心をもって今後の帰趨を見守って参りたく存じます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 市民社会を代弁して(所感) 2021年12月3日


皆様

 

 立て続けに地震が発生しております。

 関東直下型地震、富士山噴火、南海トラフ地震などと直接関係は無いとの専門家の見解ですが、天災の激甚化との関連で不安が残ります。

 市民社会を代弁して論議無用の基本的問題提起を盛り込んだ所感をお届けいたします。

 

パンデミックが存在する状況下での五輪開催は本来あってはならない。

.フクシマ事故の処理が終わっていない状況下での再稼働は無責任・不道徳であり到底認められない。

東京五輪によるフクシマ事故隠し、これに由来する放射能の危険性無視は未必の故意の構成要件である。

. 公文書の改ざんは決して許されるものではない。同様に近代史を教えないのは歴史の改ざんであり、将来必ずや是正を求められる。日本は国家も民族も侵略戦争・戦争犯罪を認めず、 反省せず、近隣諸国と和解せず、世界から尊敬されて いない。 

. 国会答弁で度重ねて嘘をついても、根拠のある国会開催の要求を無視しても責任を問われない現状は是正する必要がある。

. 原子力規制委員会についてこれまで指摘されている問題点の総括が急がれる。

. 日本の歴史的使命である核廃絶への入り口である国連倫理サミットを開催して脱原発の国際化を実現することは緊急の課題である。

 

 何が起こるかわからないこの世ですが、長期的には市民社会の良き思いは天が助けるものと信じます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── The UN Ethics Summit - 4 2021年11月25日

皆様


 お届けした国連倫理サミットの基本的考えに関するBCC英文発信にたいして海外から寄せられた声援のメッセージを紹介するBCC英文発信(こちら)をお届けいたします。
 人類にとり緊急課題となった地球環境の保護にあたっての倫理・道徳の重要性が強調されており、この上ない激励として意を強くしております。
 今後とも皆様の御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── The UN Ethics Summit - 3 2021年11月21日


皆様

 

 23日発出のBCC英文発信(こちら)をお届けいたします。

 東京五輪がコロナ感染第5波を生み、医療崩壊をもたらし、その結果入院できずに300余名が自宅で死亡したという報じられない事実に言及しました。

 拙著「原子力と日本病」で福島事故の9年前に鳴らした警鐘は無視されたが、地球を救うための「国連倫理サミット」開催の訴えが今回は無視されないことを祈っている旨指摘しました。

 五輪女子テニスダブルス金メダリストの行方不明事件は北京五輪さらには五輪そのものに重大な影響を与えるものと思われます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── The UN Ethics Summit - 2 2021年11月21日

皆様

 国連倫理サミットの基本的考えに関するBCC英文発信(こちら)をお届けいたします。
 同サミットに関する国際社会に対するこれまでの広範な働き掛けに関する資料(こちら)を添付いたします。
 不道徳、無責任な原子力、これが支える人命を軽視する経済重視、そして、これがもたらした深刻な環境危機を前にして地球を救えるのは国連倫理サミットであると確信いたします。
 天災の激甚化、狂暴化を前にして対応が急がれます。
 最近の地震の頻発、放射能汚染水の海洋流出の実害を可視化する軽石災害などは深刻な警鐘です。
 地球の危機の深刻化を前にして内外の市民社会の声援の盛り上がりが期待されます。

 皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── The UN Ethics Summit 2021年11月17日

皆様


 国連倫理サミットの開催を改めて訴えるBCC英文発信(こちら)をお届けいたします。
 地球倫理、母性文明及び真の核廃絶は三位一体の関係にあり、国連倫理サミットはこの人類の崇高な目標に向かうには避けて通れない入り口である旨指摘いたしました。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 林外務大臣宛メッセージ 2021年11月16日


皆様 

 

 林 芳正外務大臣宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 今後の日本外交の重要課題である国連倫理サミットの基本的考え(添付資料ご参照)をお伝えし、世界の一角でフクシマの悲劇が再発することを未然に防ぐことに貢献し得る同サミットの開催実現を訴えました。

 同サミットは焦眉の課題と言うべき環境危機対策及び福島放射性汚染水の海洋放出問題への対応をも取り上げる格好の場ともなり得るものであり、その開催実現が急がれます。

 皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 岸田総理宛メッセージ 2021年11月11日

皆様

 岸田総理宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 内外の市民社会の脱原発の訴えは米、英、仏などに見られる小型原発の開発の動きの前に矮小化されて映じます。

 天地の摂理と歴史の法則の目に見えない力が未来への希望の支えとなっております。

村田光平
(
元駐スイス大使)





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