以前の「近況報告」(発信メッセージ)

その5
多方面への発信メッセージ ── 経済重視から人命重視へ 2021年11月9日


皆様

 

 十倉経団連会長宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 日本の現状は公文書の改ざんから歴史の改ざん(近代史を省く)までが可能となっております。

 市民社会は無理を承知で日本一新を目標に掲げる所以です。

 日本社会の基本的問題は未だに福島原発事故の教訓(経済重視から人命重視)が無視され続けていることに総括されるとの思いをお伝えいたしました。

 世界の一角でフクシマの悲劇が再発することを未然に防ぐことに貢献し得る「国連倫理サミット」の開催実現に皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 市民社会と脱原発の国際化 2021年11月7日

皆様


 市民社会はフクシマ事故を予見して警告を発しておりました。

 現在も残存する430余基の過酷原発事故の再発の危険性への対応として、脱原発の国際化を求める国連倫理サミットの開催を訴え続けております。同サミットは世界が必要としている地球倫理の確立、力の父性文明から和の母性文明への転換及び真の核廃絶への入り口です。しかも焦眉の課題と言うべき環境危機対策及び福島放射性汚染水の海洋放出問題への対応をも取り上げる格好の場ともなり得るものであり、その開催実現が待たれます。
 幸い別添の「知識の社」の例に見られるように市民社会からのこうした発信に対する応援は強化されつつあります。

 国際社会は温暖化危機への日本の対応ぶりに対して「化石賞」の受賞に見られるように不満を強めております。
 特に、COP26で火力発電断念の表明すらなしえなかったことは強く批判されております。

 日本社会の基本的問題は未だに福島原発事故の教訓(経済重視から人命重視)が無視され続けていることに総括されます。
 これに関連し、樋口英明元裁判長が実質的に関与した初めての原発差止め仮処分は、11月4日広島地裁で却下されたとの報に接し衝撃を受けております。四国電力は「マグニチュード9の南海トラフ地震が伊方原発直下で起きたとしても、伊方原発の敷地には181ガルしか到来しない」という非常識な地震動算定を行っていたにも拘わらずです。樋口英明氏からは、とても承服できる内容ではないので、広島高等裁判所に是正を求める旨の連絡に接しております。

 皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 衆院選(所感その2) 2021年11月2日

皆様


 日本の一新は先送りとなりました。
 しかしながら歴史の法則からすれば現状の永続は許されない筈です。

 脱原発は下記所感末尾でのべたとおり、国際社会のイニシャティヴに待つほかないことが判明しました。

 国連倫理サミットを開催して、世界に残存する430余基の原発の全廃に関する合意の成立を内外の市民とともに目指す所存です。

 同サミットについては、これまでに複数の総理経験者、幡基文前国連総長、マハティール・マレイシア元首相などより賛意の表明に接しております。

 同サミットは世界が必要としている地球倫理の確立、力の父性文明から和の母性文明への転換及び真の核廃絶への入り口です。しかも焦眉の課題と言うべき環境危機対策及び福島放射性汚染水の海洋放出問題への対応をも取り上げる格好の場となりえます。

 皆様のご理解とご支援をどうかお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 国連倫理サミットと米国の立場 2021年11月2日

皆様


 2011年1月に当時のJohn V. Roos駐日米大使からよせられたオバマ大統領の「核兵器のない世界」の理念と国連倫理サミットとの関連性を認識し、これに好意的な書簡をお届けいたします。

 この度の甘利明幹事長の辞任は世論の力を示すものとして注目されております。

 因みにこれに関連する記事をご参考までに添付いたします(以上こちら)。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 放射性汚染水の海洋放出の被害の可視化 2021年10月30日

皆様


 10月31日から11月12日にかけ、英国・グラスゴーでCOP26が開催されます。
 ネットで寄せられてきた下記のメッセージが注目されます。

<世界のリーダーたちへ「裏切りだ」
 各国政府が二酸化炭素(CO2)排出量を減らせずにいることついて、世界中の若者たちはこう言っていますが、それも当然です。
 極めて重要な1.5℃目標から恐ろしいほど遠くかけ離れているにもかかわらず、どの国の政府も化石燃料に巨額を投入し、気候危機を加速させているのです。>

 脱原発の動きに関しても「原子力村」が温存され、福島事故の教訓が無視されている現状は市民社会から日本のリーダーたちに同様の叱責が向けられていることが連想されます。
 非力な市民社会が頼れるのは「人力を超えた目に見えない力」(天地の摂理・歴史の法則)です。

 この度の天災(海底の火山の爆発により惹起された軽石災害)はその一例です。
 世界が反対する福島汚染水の海洋放出の危険性を見事に可視化しており、内外でこれに反対する動きはこれにより、今後大いに盛り上がるものと思われます。
 現に「世直しコロナ」を思わせる事例の増加が看取されます。


村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 衆院選と市民社会 2021年10月24日

皆様


 お届けした衆院選所感に関して、心ある市民から衆院選に臨む市民社会の関心事を示すメッセージ(こちら)が寄せられましたので、そのまま共有させていただきます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 衆院選経団連会長宛メッセージ)2021年10月22日


皆様

 

 十倉雅和日本経団連会長宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 21日にお届けした衆院選に関する所感に対しては、同メッセージで例示したように各方面から賛同の反響が寄せられており励まされております。

 世界にとっての益々恐ろしい禍根とみなされる430余基の原発の全廃は緊急課題と思われる旨、また、懸案の国連倫理サミットを開催し、脱原発の国際化の合意達成を実現することが待たれる旨に言及いたしました。

 本日、茂木敏充外務大臣及び小泉純一郎元総理にも同趣旨のメッセージを発出いたしました。

 脱原発の実現が原発過酷事故の再発を待つかのような現状は断じて許されません。

 皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 衆院選(所感)2021年10月21日

皆様

 19日に公示された衆院選に関する所感をお届けいたします。

 日本の脱原発への動きはフクシマ事故があったにもかかわらず、振出しに戻っている感があります。

 全てを自然エネルギーにすれば20兆円節約になることが分かっているのに経済界を中心に抵抗勢力が存続しております。最早弁護の余地が皆無となっている核燃料政策に終止符が打たれていない現状は日本の統治能力の欠如を証明するものと見られております。専門家は原発の過酷事故再発の可能性に警鐘を鳴らしております。
 天災の激甚化が益々懸念されます。

 東京五輪がこれまでに最大のコロナ感染の第五波をもたらし、多くの人命の損失をもたらしたことは事実により立証されているにもかかわらず、メディアがこのことを報じない現状は最早看過できません。
 五輪イコール原発であることが頷けます。
 感染の拡大を許したPCR検査をも妨害した東京五輪の総括が待たれます。

 フクシマ事故を完全に無視した東京五輪の不道徳・無責任は、もはや無視できない日本の一新を求める市民社会の声を生むに至っております。
 国民はモリ・カケ・サクラ・赤木をいつまでも放置する筈がありません。
 公務員、元公務員は公文書の改ざんを断じて許さない筈です。

 今回の総選挙の結果が日本の一新への道を開くものであることが強く望まれます。
 この可能性が否定された場合には、脱原発は国際社会のイニシャティヴに待つほかありません。

 国連倫理サミットを開催して世界に残存する430余基の原発の全廃に関する合意の成立を目指す動きがとくに注目されます。

村田光平
(元駐スイス大使)
岸田文雄内閣総理大臣殿

令和3年10月7日

村田光平(元駐スイス大使)

拝啓

 この度の内閣総理大臣ご就任を心からお祝い申し上げます。

 

 今後とも市民社会の代弁を志す立場から発信を続けさせていただければ誠に幸甚に存じます。

 総選挙を間近に控える現在、市民社会が深刻に懸念する諸事項を下記の通り列挙させていただきます。

 

 地震の頻発

 天災の激甚化

 フクシマ事故の意図的忘却の進展

 不道徳の代表である原発の存続の放任

「原子力村」の存続

 コロナ感染の第5波は明白に不道徳な東京五輪の産物

 円、株、国債のトリプル暴落

 普遍的倫理の欠如により招来された文明の危機

 予見される不道徳の永続を許さない歴史の法則の表面化

 

 核のない世界の実現は日本の歴史的使命です。この目標に向かう入口とされる国連倫理サミットの場で脱原発の国際化に日本のこれまでの尽力が結実する事が強く望まれます。

  広島出身で幼少の時からヒバクの実際を経験された貴総理に対して同サミットの開催実現に関して格段の御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

敬具                            

多方面への発信メッセージ ── 市民社会の現状分析(反響)2021年10月7日


皆様

 お届けした下記現状分析は貴重な反響を呼んでおりますので紹介させていただきます。

 

(その1)

ご指摘の通り、日本は危機に囲まれています。ご指摘以外にも

・富士山大爆発 (3大爆発 延暦、貞観、宝永の再来)ー首都機能は全て麻痺します。

・食料自給率 38%

・サイバーテロ  年間9,500億回

・人財不足  サイバー,セキュリテイー 関連 DX人財 約50万人

・又日本のリーダーの人間力、人間性、人間観の 劣化が甚だしく多くの不祥事を生み、倫理の欠如が 叫ばれています。

 

(その2)

特に「地震の頻発」を危惧しています。

以下は日本気象協会からの抜粋です:

過去の地震情報 震度3以上(日付の新しい順) - 日本気象協会 

▼発生時刻

震源地   マグニチュード 最大震度

202110060246分頃

岩手県沖             M5.9     

202109161842分頃

石川県能登地方  M5.1     

202105011027分頃

宮城県沖             M6.8     

202103201809分頃

宮城県沖 牡鹿半島の北東20km付近        M6.9     

202103150026分頃

和歌山県北部      M4.6     

202102132308分頃

福島県沖             M7.3     

 

期間:20210629日~20211007

2021100712:10更新

地震観測回数      震源地   地震規模の最大

36      石川県能登地方M5.1

32      茨城県沖M6.0

32      岐阜県飛騨地方M5.0

25      福島県沖M5.2

25      宮城県沖M4.6

 

 上述の通り市民社会の反響は大変参考になります。

 今後とも注目して参ります。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 市民社会の現状分析 2021年10月6日

皆様


 総選挙を控える現状に関し、市民社会が深刻に懸念する諸事項を下記の通り列挙させていただきます。
 人類と地球を守る天地の摂理の存在を確信いたします。

          記
 地震の頻発
 天災の激甚化
 フクシマ事故の意図的忘却の進展
 不道徳の代表である原発の存続の放任
「原子力村」の存続
 コロナ感染の第5波は明白に不道徳な東京五輪の産物
 円、株、国債のトリプル暴落
 普遍的倫理の欠如により招来された文明の危機
 予見される不道徳の永続を許さない歴史の法則の表面化

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 党風一新の会 2021年10月1日


皆様

 

 岸田文雄自民党総裁宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 岸田総裁は広島出身で親戚には多くの被爆者がおり、幼少の時から被爆の実際を経験された数少ない政治家です。

 外務大臣としてオバマ元大統領の歴史的広島訪問を実現されましたが、「核兵器のない世界」と言う「オバマヴィジョン」は、核廃絶を目ざす「国連倫理サミット」の開催を必要としております。その開催実現は唯一の被爆国としての歴史的使命です。核兵器禁止条約に対する日本の立場もこの視点から決めることが求められております。同サミットは過酷事故の発生が益々懸念される440余基の原発の全廃に関する国際的合意の達成の場ともなり得るものとして緊急にその開催実現が求められます。国際的に反発が盛り上がりつつある福島の放射性汚染水の海洋放出の問題の解決を求める場ともなりうるものです。

 世界の危機の真因は世界的規模の倫理の欠如です。「倫理資本主義」「倫理共産主義」「倫理自民党」等々が言われ出している所以です。「国連倫理サミット」の開催の必要性についての国際的支援の広がりが見られる所以です。

 来週の総理大臣ご就任を待つことなく岸田総裁の日本の歴史的使命である核廃絶へのご貢献に対する期待をお伝えした次第です。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 党風一新の会 2021年9月27日

皆様


 既得権との闘いを意味する脱原発はなお時間がかかる覚悟を要するようですが、結末は見え出しております。

 福田達夫議員がかかわる党風一新の会は期待される日本一新に沿うものとして評価されます。2006年のOBサミットに招かれて出席した際、福田元総理及び福田達夫氏とご一緒させていただいたこともあり、別添の声援のメッセージ(こちら)を発出して河野大臣にも報告いたしました。

 ご参考までに報告させていただきます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──NPO法人「知識の杜 」掲載のBCC発信(自民党総裁選挙) 2021年9月25日


皆様

 

 NPO法人「知識の杜」は私のBCC発信を一週間ごとにまとめて掲載しております。

 来週掲載の添付記事(こちら)は自民党総裁選挙関係のもので、すでにお送りしたものですが、見やすく取りまとめてありますので、ご参考までにお届けいたします。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──自民党総裁選と市民社会 2021年9月24日

皆様

 自民党総裁選挙に関して市民社会から寄せられたコメントを共有させていただきます。

 脱原発とは脱自民党と同義語であるとの感を深めました。

 

(その1)
核融合炉の話をする人がいることに、しかも2人もいることに、驚きました。
核融合炉実用化など、絶対無理と思いますので、その実現に向けて、という人は、無知か、できないと分かっていても当面研究費が欲しい利権が絡む嘘つきかと思います。

子育てしやすい施策も必要ですが、子ども庁、子ども国債など無くても、現在の予算配分と法律を少し変えるだけでできることです。

それをいう人も、無知か、やる気のない嘘つきと思ってしまいます。

とにかく原発廃止は強力に実施して頂きたいです。核融合炉などとんでもない話です。こんなことを言う人間には総裁選から降りて欲しいです?? 原発=核爆弾であることをそう

言った人間は分かっているのでしょうか?

ともあれ、選挙で自公連合を追い落とすことが重要です。従って野党には、一致団結してしっかりとしたビジョンを打ち立て希望の持てる日本を創って欲しいと思います。」

 

(その2)

そもそも日本にとって脱原発は避けて通れない喫緊の重大な課題です。

思えば福島の原発事故の直後に、ドイツのメルケル首相が即刻自国の原発中止の方針を決めた事は記憶に新しいところです。

他方日本のような地震多発国で、原発に関わるリスクがどれほど大きいかは先般の事故でつぶさに知らされた筈ですが、今尚政府の危機感が曖昧で毅然としたポリシーを打ち出せないのは、遺憾の極みです。

この点今回の総裁選挙に手を挙げている河野氏は、当初から脱原発に賛成する唯一の候補とおもわれます、

ただ彼は原発廃止に至る段階的なプロセスはやむを得ないと述べており若し彼が首相になれば、脱原発の理念を明白に表明して、具体的なアクションプランの作成に取り掛かると判断しています。

現時点では選挙の手前、遠慮がちにものを言っていますが、彼は物事の本質を見抜いている、決断力のある政治家と思います。


(その3)

「河野よ、しっかりしろ!」

それにしても、「原発廃絶」は世界の趨勢になっているにも拘わらず、「自民党村」では、それに触れることすらタブーになっていることに驚きを禁じ得ません。

「自民党」という世界から隔離した村では安倍某村長の顔色をきょろきょろうかがい、言いたいことも言えない弱虫の烏合の衆の集まりであることがよく分かりました。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──河野大臣宛メッセージ(反響) 2021年9月21日


皆様

 

 長年に亘る信頼する協力者である長谷川晃阪大名誉教授(元米国物理学会プラズマ部会長)から本日下記の貴重なメッセージをいただきましたので共有させていただきます。

 

<将来とも安全で地球に優しいエネルギー源は太陽光しかありません。太陽光は人類が必要とするエネルギーの5万倍の量のエネルギーを地球に降り注いでくれてます。太陽光を使ってから水素を作ったり、炭酸ガスと水素からメタンを作ればエネルギーの蓄積も可能です。原子力も、石化燃料も不要です。>

 

 なお、同教授の協力を得て2003年に故小柴昌俊先生と連名で「国際核融合実験装置(「ITER」)の誘致を見直すよう」との別添の嘆願書を小泉純一郎総理(当時)宛にお送りいただきました。結局、ITERはフランスに設置されましたが、昨日、知人から「前途多難です。アレバが絡んで居るものは文殊も含め全部失敗の連続です」との連絡をいただきました。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

 

追伸 これまでにお送りしたITER嘆願書にはミスプリ等不備がありましたが署名を加えるなど体裁を整えましたので再読願います(こちら)

多方面への発信メッセージ ──自民党総裁選(所感)-2 2021年9月12日

皆様


 倫理は遂に世界的課題となったことを示す最新の情報が本日伝えられました。
 中国では習主席の指導で大企業の収益の社会への還元、芸能界の低俗化規制が始められたのです。「倫理共産主義」志向の動きと言えましょう。
 これは正にドイツの哲学者、ガブリエル教授の提唱する「倫理資本主義」と軌を一にする動きと言えるのではないでしょうか。
 不道徳の永続を許さない歴史の法則に対する理解の普遍化の兆しと受けとめております。
 懸案の「国連倫理サミット」開催を促す気運の一層の盛り上がりが期待されます。

 下記所感で脱原発は脱自民党と同義語であることが立証された感ありと指摘しましたが、日本政界の中核的存在ともいえる自民党の重要性に鑑みれば、上述の資本主義及び共産主義の例に倣い、「倫理自民党」に自民党も活路を見出す方向で動き出すことは有意義と思われます。

村田光平
(元駐スイス大使)


追伸 下記動画は、現代の世界的知性 ハラリ博士とガブリエル博士のコロナ後の世界の動向に就いて纏めた動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=bz6Dk0lgfgc

格差の拡大が限界に達しつつある中で、多くの識者により倫理資本主義は活路になると見られ出しております。
多方面への発信メッセージ ──自民党総裁選(所感) 2021年9月11日

皆様


 不道徳の永続を許さない歴史の法則の視点に立って自民党総裁選に関する所感をお届けいたします。

 福島原発事故を東京五輪が全く無視したことと同様の不道徳が看取されます。
 総裁選の隠れたテーマは原発と「森・加計・桜」問題であることが見透かされております。
 福島原発事故、公文書の改ざん、財務省の担当官の自殺等の重大事の責任追及を回避する姿勢が特に目立っております。このような自民党の後ろ盾がある限り脱原発はあり得ません。
 換言すれば脱原発は脱自民党と同義語であることが立証された感ありです。
 市民社会の立場からすれば、日本のエネルギー政策の中で脱原発の方針を明確にすること、とりわけ核燃料サイクル政策に終止符を打つことが急がれます。未だにこれが実現していないのは不可思議としか言えません。
 政府、主務官庁及び電力会社の責任は誠に重大です。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──放射性汚染水の海洋放出 2021年9月4日

皆様


 御存知の通り今年4月、日本政府は福島第一からの汚染水海洋放出を決定しました。
 放出予定は2023年からであり、まだ2年間あります。
 国際社会はトリチウムを含む放射性汚染水の海洋放出を許す筈はありません。
 知人から米国のNGO Beyond Nuclearのケヴィン・キャンプスさんのメッセージが寄せられましたので共有させていただきます。
https://www.youtube.com/watch?v=OX1gVUK8Xuw

 2003年3月、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、長谷川晃(元米国別離学会プラズマ部会長)両氏の意向を受け、「国際核融合実験装置(「ITER」)の誘致を見直すよう」との嘆願書を小泉総理(当時)に提出して誘致が断念されたことが想起されます。
 同装置で使われる2キロのトリチウムはわずか1ミリグラムで致死量とされる猛毒で、チェルノブイリ原子炉の事故の時の放射線量に匹敵することが同嘆願書で指摘されました。

 放射性汚染水の海洋放出は不道徳・無責任です。歴史の法則が立ちはだかる筈です。
「倫理資本主義」が世界の耳目を集めるに至ったのは世界に倫理と哲学が欠如することへの反省がその背景にあると思われます。

 世界に存在する430余基の原発の過酷事故の発生は何としても防がねばなりません。これらの禍根の全廃が急がれます。
 市民社会はかねてより地球倫理、母性文明、そして核廃絶への道を開く国連倫理サミットの開催を呼びかけてきておりますが、同サミットで原発全廃の国際的合意の成立を目指すことは緊急の課題と言えます。

 日本一新、世界一新に思いを馳せる皆様の御指導と御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──所感 2021年9月2日

皆様


 不道徳の永続を許さない歴史の法則が政治の分野でも実感されるようになり喜んでおります。巨悪に立ち向かう「世直しコロナ」も実績が増えだしております。
 不道徳の代表は原発です。これに五輪が合流しました。その結果、フクシマ原発事故の悲劇に加え、医療崩壊を含む制御不能のコロナ感染爆発がもたらした国家の危機に直面させられるに至りました。
 国民は目覚めました。この危機からの脱出には日本一新が不可欠です。これに向かう変化の胎動が実感されます。
 日本を守る市民社会の代弁者としての活動を志し、充実してゆく所存です。 
 皆様の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。


 
村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──The law of history(反響) 2021年9月1日

皆様

 コロナ感染者の激増をもたらした東京五輪及びパラリンピックの日本に与えつつある計り知れない物心両面の損害に思いを馳せれば底知れない不安を感じます。
 下記BCC英文発信に対し内外の市民社会から寄せられた反響をお届けいたします。

(その1)
オリ・パラを優先し、コロナ対策をあと回しにした結果、感染重症者が入院できずに自宅療養(自宅放置)を促され死に至っています。これは公的な殺人と言えます。
不道徳の永続を許さない歴史の法則に沿って一新を計らない限り、このままでは日本は世界の孤児、難民になります。

(その2)

「私は国民の皆さんが選んだ首相、総理大臣ですよ」、だから何をしても文句あるまい、と言いたげな首相がいました。今の首相も外部の意見に耳を貸さない、排除する、自分の言葉を持たない点では大差ありません。外交ゼロでは、むしろ後退している。一新が必要とされます。
若者ワクチン接種を推奨しておきながら、接種の予約の抽選券を入手するのに大行列とは。若者が、益々不信感をつのらせるだけ。都知事も無策ですね。一新が必要です。

(その3)
英文 拝読しました。クリア^カット ですね。直接的表現で 世界に引き続き伝搬頂きたいと思います。

(その4)
米国の科学者からのメッセージです。
<Wow, a shocking and brave message!    My personal reaction is I suspect that this all has to do with money.  It is capitalism gone too far. > 

 取り急ぎご報告まで。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──The law of history 2021年8月31日

皆様


 本日発出したBCC英文発信(こちら)をお届け致します。
 国会における尾身分科会会長によるバッハ会長批判とその背景に言及しました。
 深刻な感染爆発の状況下のパラリンピックの連日の報道ぶりは人命最優先の原則を忘れたのかと思わせるものである旨伝えました。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──野戦病院第一号大阪で設置へ-2 2021年8月29日


皆様


 歴史の法則は政治に関しても実感され出しております。

 市民社会の直観と叡智を信じて発信を続けております。

 その後の反響をお届けいたします。

 

(その1)

有難うございます。オリンピックの施設の、コロナ患者への有効活用は検討されているか、わかりませんが 1兆円以上かけて造られた施設を活用して欲しいと思いますが。

 

(その2)

日本が苦手とする危機管理ですが、“野戦病院”は必要となった時にいつでも機能するように日頃から準備しておくべきですよね。

菅さんや小池さんの硬直仕切った頭には何も期待できませんが、果敢に行動に移すことのできる吉村さん達の世代に期待したいです。

例え失敗することがあっても、彼らは率直に非を認めて次善の策を講じることでしょう。

 

(その3

私たち庶民の各人が、人任せではなく、自分たち,家族、友人,社会、ひいては、国、世界に対する責任を負わなければならない重大な時であると痛感いたします。

まず、責任を持つべきは、私たち各人に与えられた1票の選挙権です。責任ある指導者をしっかり選ぶことが問われます。

 

 とり急ぎご報告まで。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──野戦病院第一号大阪で設置へ 2021年8月28日


皆様


「野戦病院」の必要性については世論を含め幅広く支持の表明が見られましたが,なかなか具体的動きが見られなかった中での今回の吉村知事の意図表明は特に歓迎されました。

反響がありましたのでお届けいたします。

 

(その1)

朗報ですね。東京より大阪の方が、頭が柔らかいかも知れないですね。

(その2)

村田先生、なぜ今頃になって言い出したのでしょう? そして、なぜ、東京都はいまだにこれができないのでしょう。横浜市長選で、負けて初めて言い出しましたね。

日本では、医系技官が、完全に、政府を支配下にしていますが。ここが、ワクチン製薬企業と一体ですね。

国民のイノチよりも、製薬会社、およびその株主の利益を守ることが第一になっています。

 

 とり急ぎご報告まで。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

 

 

2021828()  mitsu

皆様

28日の日本テレビ「ウェークアップ」で大阪府の吉村洋文知事は府内に「1000床単位の野戦病院」を作る計画を表明し、大阪大学と協議している旨述べました。
極めて重要な進展です。
まずは東京都がこれに次ぐことが切望されます。

村田光平(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 尾身会長のバッハ会長に対する怒り(所感) 2021年8月26日

皆様


 25日の衆議院での尾身会長のバッハ会長に対する怒りの表明は多くの国民の共鳴を呼んでおります。
 バッハ会長に日本の五輪責任者が振り回されていること、とりわけバイデン米大統領より2月の菅総理との電話会談で東京五輪の開催の判断は科学に基ずくようにとの助言があったにもかかわらず、開催決定が尾身会長の出る幕の無い形でG7サミットでなされたことは尾身会長にとり未だに承服しがたいことと思われれます。

 そもそも「詐欺商品」「呪われた東京五輪」と言われながら関係方面から一切の釈明も陳謝も無く、国際的に「不道徳・無責任・放射能」東京五輪と見なされながら、コロナ・パンデミックの最中での開催と言う非常識が許されていることの異常性が放置されている現状に言葉を失います。日本の市民社会は「国辱」と受け止めております。

 医療崩壊が現実のものとなり、自宅療養者を襲う悲劇が連日報じられる中でのパラリンピックの開催は人命最優先の立場からすれば到底許せません。制御不能と言われる感染爆発を抱えた日本の深刻な国家危機の先行きは、不道徳の永続を許さない歴史の法則と天地の摂理の存在のみが希望を抱くことを可能にしております。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 学校連携観戦 2021年8月25日

皆様


 感染爆発進行中のオリパラ開催は五輪の将来を必ずや左右することになります。
 前川喜平元文科次官も添付記事(こちら)で法律違反と断じる学校連携観戦の強行は許せません。
 添付記事とともに発出した小池知事宛メッセージをお届けいたします。

村田光平
(元駐スイス大使)


小池百合子都知事殿

 そもそもコロナパンデミックの下での五輪開催は正当化されません。
 学校連携観戦を強行されることは致命傷となりかねません。
 不道徳の永続を許さない歴史の法則は日本の政治でも実感され出しました。
「野戦病院」、PCR検査の抜本的拡充等々貴知事の一層の御尽力をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── パラリンピックの中断を求める 2021年8月24日


皆様

 

 パラリンピックの中止を求める本日発出したBCC発信に対して知人から寄せられた杉原浩司氏の報告(こちら)をお届けいたします。動画(下記6分)は必見です。

 

村田光平

                    

【報告】パラリンピック止めろ!開催に抗議する 8.21銀座デモhttps://kosugihara.exblog.jp/241173180/

多方面への発信メッセージ ── 観戦の危険性(参考情報) 2021年8月23日

皆様


 小池都知事宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。
 22日、日本テレビで木村太郎氏が「野戦病院」の必要性については既に1年前に認識が広まっていたのに、いまだに進展が見られないとは何たることと慨嘆しておりました。
 都の担当部局では検討もしていないと報じられておりますが、モーニングショーで玉川氏はこれは法律違反だと指摘しております。

 皆様の御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── パラリンピック開催や子供達の観戦は論外です !(市民の声)-2 2021年8月22日

皆様


 国家の危機に直面して市民社会からの発信にも深刻な危機感が看取されます。
 傑出した論客から下記のメッセージが寄せられました。

<私は最近の一連の騒動を見ていて公的な立場にある人の大半が、実は自分の判断基準を持たず、ただ流れに逆らわず過ごしているだけ、ということを強く実感しています。自分の判断基準といっても難しいものではありません。「これはおかしいな?」と思ったらその感覚に従うだけでのことです。 
しかし、公的な立場の人々の多くがはそんな極めて基本的な判断基準すら忘れて(or捨てて)流されていきます。
・コロナ騒ぎで外出規制で何故学童にパラリンピックを見せるの?
・病院が満杯ならば患者を断るか?それとももっと病院を増やすか?
・人流抑制が酒あり飲食店の規制ならば何故目の前コンビニは酒を売っているの?(渋谷などひどいもの)
・県をまたぐ移動は極力減らすというなら高速道路や新幹線のノーチェックは何故?
思いつくだけで色々あります。コロナ対策に政権が本腰を据えようとは感じられません。菅氏の発言から私は国家を背負っているという責任感も自負心も感じられません。淡々と何となくやっているだけ、という印象です。「情(ココロ)ありて出る声あり」とある方が言いましたが「情(ココロ)」がない菅氏がいくら語りかけても届くわけがありません。
私たちは不幸な宰相をいだきました。>

 市民社会の直観と叡智の活用が益々求められます。
 皆様の一層の御指導をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── パラリンピック開催や子供達の観戦は論外です !(市民の声) 2021年8月22日

皆様


 尊敬する市民から寄せられたメッセージです。全く同感です。

<東京都では、「自宅療養」や「入院調整中」の患者が20日時点で3万8785人を超え、自宅療養中の死者も相次いでいる。入院・宿泊療できているのは全体の13%に過ぎない。
IOCは自分達の事しか考えていないことは周知となりましたが、せめて菅さんや小池さんは対策が後手後手になってしまったことをハッキリと認め、誠実さが伝わる発言をして欲しいです。人流を減らすには一人一人が危機感を持つことから始まると思います。パラリンピック開催や子供達の観戦は論外です!>

 都は依然「野戦病院」の検討すら拒んでいると伝えられます。すでにお届けしたように市民から激しい極限の怒りの声が送られてきております。
 都知事に五輪忖度からPCR検査を抑制してきたことがいまだに感染対策を阻害しております。この責任を問う声が急速に盛り上がりつつあります。

 皆様の御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── Corona infections uncontrolable-2 2021年8月21日

皆様


 Bach IOC会長宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 東京五輪がもたらした医療崩壊と感染爆発は制御不能とされる現状、自宅療養者対策としての「野戦病院」的施設の必要性などに言及し、感染者の増加は犠牲者の増加に直結する現状に鑑み、市民社会はパラリンピックは中止されるべきであると考える旨お伝えしました。

 市民社会からの寄せられる怒りの表明が絶えません。下記はその一例です。

全国の重症者数は過去最多の1888人です!この状況でパラリンピック開催を理解しろとはまともな神経の持ち主ではありません!全国から警察官が集まって来ます!警察官宿舎でクラスター発生したの忘れました?港区のホテルでは感染者が突然死していたそうです!日本を感染列島にした奴等こそ突然死しろ!」

 制御不能の現状に対し、政府を含む五輪責任者により一層の危機感をもって対処することが求められます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── Corona infections uncontrolable 2021年8月21日

皆様

 医療崩壊の現状を海外に報告するBCC英文発信(こちら)をお届けいたします。
 東京五輪に振り回される統治能力の欠如振りに対して、市民社会からは下記の怒りの表明が寄せられ始めております。

<怒りを通り越して弾劾の気分です。>(傑出した市民より)

 コロナ・パンデミックの最中の五輪開催が本来問題外であったことが国民レヴェルで認識の一致が見られる現在、パラリンピックの中止は当然不可避の筈です。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──不可避となったパラリンピックの中止 2021年8月20日

皆様


 医療崩壊の状況下で感染者の増加をもたらすことは病死者の増加に確実に直結致します。
「未必の故意」の犯罪とみなし得るのです。
 パラリンピックの開催は確実に感染者の増加をもたらします。
 東京五輪がこれを立証しました。
 医療崩壊をもたらしたのです。
 入院できない在宅療養者の胸中を思えばいたたまれません。
 明日は我が身です。
 五輪関係者の良識を求めます。

 小池都知事あてメッセージをお届けいたします。

 村田光平
(元駐スイス大使)


Sent: Friday, August 20, 2021
Subject: 「野戦病院」と自衛隊


小池百合子都知事殿

 ご高承の通り市民社会のバッハ会長に対する反感が再来日をめぐり異常な高まりを見せております。
 自宅療養者に対し非人道的な対応を余儀なくされる現状に市民社会は怒りを募らせ始めております。
 東京パラリンピックの中止は市民社会は不可避と判断しております。
 御健闘をお祈り申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
小泉純一郎総理殿     

令和3年8月19日

村田光平

(元駐スイス大使)

拝啓

 記録的大雨に加え、コロナ感染爆発を抱えた日本は危険な非常事態の最中にあります。

 日本国の総力を結集した対応が急がれます。

 

 とりわけ「生き地獄」の苦しみの体験を強いられている自宅療養者の胸中を察すれば、「野戦病院」による救済は一刻を争います。

 

 本日、小池都知事に対して軍の協力の下で2週間でこれを実現した英国の例に倣い、自衛隊の協力を得て、この救済を大至急実現するようお願いいたしました。

 自衛隊の協力の実現はこの上ない安心を患者の皆様に与えることになると信じます。

 

 貴総理のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

敬具

多方面への発信メッセージ ──所感(東京パラリンピック)-2 2021年8月18日

皆様


 市民社会の厳しい現状批判が目立ちます。

<今、国民が感じている医療崩壊は、入院できないどころか、PCR検査で陽性になっても待てど暮らせど保健所から連絡が来ないという現実だ。>
<施策に一貫性がなければ、いつでもだめです。政権は自分たちの無能さに気づいていない!>

 東京都は18日、都内で新型コロナウイルスの感染者が5386人確認されたと発表しました。今月13日の5773人に次いで過去2番目です。
 22の府県で過去最多が記録されております。
 さらなる悪化が確実に予見されます。
 今緊急に求められるのは「野戦病院」による人命救済です。ワクチン接種では到底間に合いません。英国は昨年、軍の協力を得て2週間足らずで「野戦病院」を発足させました。

 日本は国家危機に直面しております。
 既に中川医師会長から具体案が提示されておりますが、先ずは、自衛隊の協力を得て緊急に「野戦病院」を発足させることを訴える次第です。

 感染者を増やさないという現在の至上の要請から、また、人命最優先の立場から東京パラリンピックの中止はやむを得ないと思われます。

村田光平
多方面への発信メッセージ ──所感(東京パラリンピック) 2021年8月17日

皆様


 本日の議事運営委員会では「野戦病院」の活用においては西村大臣を含め各党から前向きの発言がありました。行動開始が待たれます。

 東京五輪の責任者は今日の感染爆発を招いたことについて全く反省していないようです。福島危機とコロナ危機への全力体制の樹立の妨げになっていることを放置しております。無責任のそしりを免れません。

 医療崩壊が始まっている現状で確実に感染者の増加につながる挙に出ることは、限界状況の重症者治療を阻害することになり、「未必の故意」の犯罪とみなされかねません。

 パラリンピックの開催は再考を必要とします。

 市民社会からは次のメッセージが寄せられました。
<お盆休み明けの感染者急増も懸念されており、このままでは、夏休み明けの学業再開についても再考すべきではないかと思われます。>

 東京パラリンピックの学童の見学については、地方自治体に判断を委ねるのは本末転倒との意見が寄せられました。

 取り急ぎ所感をお届けいたします。

村田光平
(元スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──待ったなしの「野戦病院」の活用開始 2021年8月17日

皆様


 今朝テレビで伝えられた自宅療養者に起きたこと、症状が悪化して救急車が駆け付けたが入院先が見つからず、本人と家族を残して立ち去らざるを得なかったというものですが医療崩壊の悲しい実例です。

 最近スリランカの女性が名古屋入管で非人道的な対応の結果死亡した事例が想起されます。

「統治するとは予見することである」を忘れた政治の罪深さを見せつけられた感があります。

 市民社会は「野戦病院」の活用開始をしびれを切らしつつ待っております。

 皆様の御尽力が大至急求められております。

村田光平
多方面への発信メッセージ ──市民社会の諸提言-2 2021年8月14日


皆様

 

 市民社会に提言を呼び掛けたところ早速積極的な対応が見られて心強く思われます。

 

(その1)

関東を中心にあるオリンピックの施設を緊急病院の機能を持たせて病床を確保する。

日本発のワクチン開発の早期実現に全力を傾注する。

 

(その2)

<コロナの挑戦を真正面から封じ込めるためには、個人の行動規制を求める前に、事業者、医療関係者たちへの協力を求める前に、まず、政府として*コロナ感染者(軽症、重症を問わず)を徹底的にCareする専門の病院(1000床クラスの)を、まず、関東、関西、九州地区に、更に、必要に応じ、地域、都道府県別に設立します。

同時に医師、看護師、その他関係者を全国的に集め(オリンピックに7000人の医師の派遣をしたように)、更に、これら専門家の雑用を代行できる人材の育成(Training)を大至急実施します。>

 

 市民社会の叡智と直観に基ずく提言に今後とも大いに期待しております。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──市民社会の諸提言 2021年8月14日


皆様

 

 医療崩壊による国家の危機を迎え行動あるのみです。
 傾聴に値する市民社会の緊急諸提言を列挙させていただきます。

1.臨時国会の召集
2.緊急事態宣言を全国に拡大
3.パラリンピックの中止による国民の危機意識の醸成
4.福井県の野戦病院スタイル(体育館に100床)を首都圏に取り入れる

 

 お気付きの点がございましたら是非ご教示頂きたく存じます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──菅総理宛メッセージ 2021年8月13日


皆様

 過去最多が更新され続ける感染爆発が衝撃を与えております。

 

 菅総理宛メッセージ(こちら)をお届けいたします。

 市民社会の声として臨時国会の召集の必要性及び五輪関係施設を動員された7000名余といわれる医師とともに自宅療養者の救済に当てる必要性をお伝えいたしました。国家危機への全力投球を可能とする体制の樹立が急がれる旨訴えました。

 皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

村田光平

多方面への発信メッセージ ──国家危機への全力投球 2021年8月12日

皆様


 医療崩壊の実態が遂に報道されるに至りました。
 重症者数は過去最多などの現実を背景に、災害レベルの非常事態の到来を告げられた国民は衝撃を受けております。
 東京五輪が阻害してきた国家危機への全力投球が今こそ求められるのです。

 東京五輪とコロナ感染爆発は関係ないとなどと発言する指導者は最早失格です。
 東京五輪が阻害してきた国家危機への全力投球が今こそ求められのです。
 自宅療養者対策として福井県が実施した「野戦病院」の建設などを手始めに日本国の総力を結集した対応が急がれます。

 村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──東京五輪の総括 2021年8月11日

皆様


 東京五輪の大会期間中(7月23日~8月8日)に、都内で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は5万4244人に上ることが分かった。感染拡大を理由に開催が1年延期されたが、当初予定されていた昨年夏の同期間と比べ、新規感染者数は約10倍に増えたと伝えられます。(時事通信)

 東京五輪は内外で憂慮されていた通りコロナ感染の「Super spreader」(爆発的感染拡大の震源地)になったと一部ではみなされております。

 端的に総括すれば東京五輪は福島原発事故隠しに利用され、その教訓である「経済よりも人命最重視」を無視し、コロナ・パンデミックの最中に開催され、その結果日本には医療崩壊が「置き土産」となったのです。内外の市民社会では「五輪村」と言う新たな呼称が誕生し、これが「原子力村」と同質同根であることが認識されるに至りました。

 11日の東京新聞(夕刊)の吉田  千亜氏の「類似するコロナ禍、原発事故」と題する記事は上記の考えと軌を一にするものです。ご一読をお勧めする次第です。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──日本社会の根源的課題(メディア中毒) 2021年8月9日

皆様


 その後、ご紹介した方から下記の見解が寄せられました。

<これは政治家だけでなく、経済、つまり財界などに限りません。日本社会のそこかしこに見られます。学も役所も。
最近の日本の科学研究成果の低迷も明らかにです。ノーベル賞受賞も大部分は日本制度のはぐれものです。
それが私の従来からの主張です。背景も明らかです。過去の成功も、失敗も同根です。
私見では、かわったのは世界の状況です。近代、19-20-21世紀の人間社会をめぐる背景の変化ですね。>

 これに対して私から下記を指摘しましたところ極めて重要な視点であるとのコメントが寄せられました。

<ご教示をいただき誠に有難うございます。近代、19-20-21世紀の人間社会をめぐる背景の変化の中に世界中に蔓延した「ゲーム脳」もあるのではと思われます。
中国が最近オンラインゲームを麻薬と断じて取り締まりに踏み切ったとの重要情報に注目しております。>

 このほど小田急線車両内で発生した10人刺傷事件は2008年に発生した秋葉原無差別殺傷事件を想起させるもので、別添の拙文で2006年に警鐘を発した前頭葉を損なうゲーム中毒の恐ろしさが改めて認識されます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──サイレント・フクシマ-2 2021年8月7日

皆様

 日夜BCC発信を続けておりますが、このほど内外で重要な役割を果たしておられる尊敬する方から下記の声援をいただき、日本社会の根本的課題につき問題提起をいただきましたので、私からの返信と併せ共有させていただきます。

村田光平
(元駐スイス大使)



Sent: Saturday, August 7, 2021
Subject: Re: 
サイレント・フクシマ 


いつもご苦労様です。
  
日本社会のいわゆるエリートたちは、社会に対して、それぞれがそれぞれの責任と権限を持ちますが、それだけに、それなりの決断、つまりコトを決める責任 があります。
 それが出来ない、避ける、しない人が多い、つまり、えらく. “はなりたい、でも失敗を恐れる意識が強すぎる、これがこの30年の日本社会、組織の根本的課題と思います。
 それ以前はうまくいっていた。何故か?それは冷戦の、枠組だったからでしょうね。
 自国の弱さがわからないと、このグローバル時代はやっていけない、新しいパラダイムが、冷戦終了とそのあとにWindows 95 で始まったネット時代に、ものづくりで経済成長した日本が、対応できないでいる30年間の日本、といった状況でしょうね。もっぱらそんな話をしているこの20年です。
いつもご苦労様です。


(村田からの返信)

Sent: Saturday, August 7, 2021
Subject: RE: 
サイレント・フクシマ 

有難うございます。
全くご指摘の通りです。
それにしても政治家の劣化が目立ちます。
徳の無い指導者は罪深いと思います。
気概をなくした官僚も哀れです。
五輪の罪深さを放置してきた国民も問題です。
マスコミの責任です。
マスコミは無傷では済まないと思われます。
日本一新に向かい今後ともどうかご指導をお願い申し上げます。

村田光平

多方面への発信メッセージ ──サイレント・フクシマ 2021年8月7日


皆様

 

 五輪と原発は表裏一体であり、その罪深さが痛感されます。

 その永続を許さない見えない力が動きだしているのが実感されます。

 このドキュメンタリーは必見です。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

 


Sent: Saturday, August 7, 2021
Subject: 
サイレント・フクシマ 

 

各位、

友人から転送されてきた映像をシェアいたします。

転送されたメッセージ:

<ご案内> ドキュメンタリー「サイレント・フクシマ」期間限定公開

 

東京オリンピック開会式の夜、スイス国営テレビのドイツ語放送で放映された日本人映画監督のアヤ・ドメーニグ最新作ドキュメンタリービデオ「サイレント・フクシマ」が、オリンピック開催中、監督のご意向によって無料で開放されます。

 

是非、御覧ください。

多方面への発信メッセージ ──目覚めつつある日本国民 2021年8月7日

皆様

 市民社会から寄せられてくるメッセージを共有させていただきます。
 日本国民は目覚めつつあるようです。

(その1)
マスコミの元凶は電通ですね。今回のオリンピックも
全体を仕切っているのは電通と言われています。電通は商業主義の固まりです。
昔マッキンジーの大前研一氏が「ガラガラポン」
という言葉を使っていましたが、日本はまさに「ガラガラポン」が必要です

(その2)
東京都教育委員会は、子どもたちに一方的な価値を押し付ける『オリ・パラ教育』をやめ、パラリンピックへの子どもたちの動員を即刻中止すべきである
!!

(その3)
核兵器禁止条約の批准は道遠しですね、、、

NHK
は例年86日、総合チャンネルで原爆や核兵器、戦争に関する発信を続けてきた。86日にNHKの原爆、核、戦争関連の特番がないのは、BuzzFeed Newsが確認した限りで1978年以来、43年ぶりとなる。

(その4)
今年
3月の核禁止条約国に日本はアメリカと連んで条約国にあえてならなかったので、その整合性のてんからもまともに核兵器のない世界の実現に尽力とはいえない状況でしょう。こうした矛盾だらけの中でどうして心から核兵器廃絶などとうったえられるでしょうか!

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──感染爆発とマスコミの責任 2021年8月6日

皆様


 市民社会が予見していた東京五輪が招く感染爆発が現実となりました。
 東京五輪の不道徳性、無責任性及び犯罪性についてマスコミは一切取り上げず、「呪われた五輪」の一言で片付けられて来たのです。

 国民がコロナに感染しても中等症で入院できず、自宅療養を強いられ、不安のまま重症化して最悪の結末を迎える可能性が現実の脅威となっております。医師側からは「中等症は多くの人にとって人生で一番苦しい」ものであると認識されております。
 これを体験した市民サイドからは医療崩壊は数週間以前から確実に現実化しているとの声が聞こえてまいります。島根県の丸山知事も東京在住の県民の一時避難帰省支援に踏み切っております。

 菅義偉首相は6日、「原爆の日」を迎えた広島市中区の平和記念公園であった平和記念式典のあいさつで「核兵器のない世界の実現に向けて力を尽くします」などと誓う肝心の部分を読み飛ばしたことが広島被爆者団体から批判されております。

 深刻な問題はこれが各方面から心配されている過労による菅総理の健康状態に起因するかどうかです。
 政治を離れて、日本の統治能力の有無につき慎重に検証する必要が認められます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──五輪の中断を求める 2021年8月5日

皆様


 自宅療養への方針転換の撤去を拒否し、内外で「詐欺商品」と揶揄される「国辱」東京五輪を強行する菅総理に対する市民の怒りの爆発が看取されます。
 東京の感染者数5042名、全国で1万4千人超となり、ようやく衝撃が国民レベルに及びつつあります。
 専門家も一様に重大な危機の到来であると警鐘を発しております。

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は5日、アーティスティックスイミングのギリシャ選手など新たに31人が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたと発表しました。組織委が7月1日に公表を始めて以降、1日当たりの陽性者数は2日続けて最多を更新し、大会関係者の陽性判定者は計353人となりました。
 今後重症者を含む感染者の急増が憂慮されます。

 五輪責任者は「歴史的愚策」と内外で批判され、この批判が的中しつつあると見られ出している東京五輪の中断を即刻決定すべきです。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──(所感)人命を脅かす五輪の犯罪性-2 2021年8月5日

皆様


 五輪と同時にインド・デルタ型の感染爆発が国内で始まっていることについては多言を要しません。
 深刻な事態の変化は家庭内診療に関する新方針に対する菅総理の「撤回せず」の対応に対する市民社会の不満の爆発が看取されるに至ったことです。
 寄せられたメッセージを報告させていただきます。

(その1)
あらかじめわかりきっていたものに対する予備も満足にできぬ現政権はなんのためにあるのでしょうか!
国民を守ることもできず、自分たちの利権のみを守ろうとする姿勢に多くの国民は疑念を発しています。
五輪のメダル獲得の国民が目を奪われ、自分たちへの批判はくらまそうとするのはいかにもケチな根性と言えます。
ロイター、ニューヨークタイムズもこの日本政府のいじましさに気づいているようです。
今からでも遅くない五輪中止を??

(その2)
菅総理の一連の発言・行動は権力がいかに人間を腐蝕するかの典型だと思います。彼は一市民としての倫理感、といっても難しいものではなく誰もが持つ、「これはダメだよね・これ以上やっていけないよね、」程度の判断基準すら持ち合わせていないことを露呈しました。
日本の政治は人間をこれほどの存在に変えるものなのでしょうか。

(その3)
*安心安全な国造り
菅総理のお言葉でしたね???
記者会見での、原稿の読み違えではないかと思われる発言、記者の質問に対して的外れな回答、本日のコロナ患者入院基準の見直し等々、TV画面で見る首相は大変お疲れの様子、国民は体調を崩されているのではと心配しております???
前総理の様に入院して体調をリセットして、国民目線の長期政権??を目指して、国民のために、安心安全な国造りをされては如何でしょうか??? 

 日本は五輪の後始末という想像を絶する試練に直面いたします。
 日本の総力の正しい結集が求められます。
 市民社会の役割はますます重要です。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──(所感)人命を脅かす五輪の犯罪性 2021年8月4日

皆様


 コロナ病患者を入院させて治療する代わりに重症者以外は自宅療養とし、しかも重症の定義を厳しくし、入院しても手遅れと言う政府の方針に国民は激怒しております。これはパンデミック最中の五輪開催同様「未必の故意」の要件を満たす犯罪であるとの見方が益々有力です。

 政府方針に関し、各方面、特に与党からも撤回要求が出ていることについて菅総理は4日、首相官邸で記者団に「撤回ではなく、しっかり説明するようにということだ」と語ったと伝えられます。これでは国民の不安は確実に深まる一方と思われます。

 東京の感染者4166名、全国で14182名で過去最多です。ワクチン接種した人でも発症し、感染させると言われます。
 インド・デルタ株の感染爆発で事態の急速な悪化が深刻に憂慮されております。
 最早、五輪継続を正当化する根拠は皆無です。

 感染のアスリートへの波及などの悲劇すら伝えられ出しました。
 五輪の感染悪化への影響が今後発表される感染者数に確実に具体的に示される見通しです。

 鳩山由紀夫元首相がご自身のツイッターで「思考回路を停止したトップに右へ倣えの忖度で、金メダルと共にこの国は奈落に落ちるのか」と強い言葉で怒りをあらわにされたことが改めて想起されます。

 市民社会は改めて人命を現実に脅かし出した東京五輪の即時中断を訴えます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──始められた退陣要求-2 2021年8月4日


皆様

 

 新型コロナウイルスの感染者をめぐり、政府が打ち出した入院制限の新方針について、4日午前の衆院厚生労働委員会の閉会中審査では与野党から批判が相次いだと伝えられます。入院制限の方針について政府からの相談の有無を問われた政府対策分科会の尾身茂会長は「政府とは毎日のように相談、連絡、協議をしているが、この件については相談や議論をしたことはない」と述べたと伝えられます。現体制に対する不信感が募ります。

 

 知人からNスタ 倉持仁医師のコメント(書き起こし )が寄せられましたので共有させていただきます。


 Nスタ 倉持仁医師のコメント(書き起こし )】

゛ことここに至ってですね、今まで「過少評価」をして「不十分」な対策に終始してきて、そして、この「中等症 I」とか「II」とかいう分類も、これはあくまでもコロナに対する対策として医師が「手引き書」として使っている、まだ「不十分」なものなんですね。そして、中等症の IIとかで介入していたのでは「間に合わない」のです。「重症化を防げない」ということが分かっていますから、より「早い段階」で治療に介入しなければいけないので「抗体カクテル療法」(米リジェネロン・中外製薬の特例認可)を承認したはずなのですね。しかし、その治療というのは「軽症者のうちに治療」しなければいけないのに、「入院しなければ薬が全然使えない」のですね。

 ですからもう言っていることがめちゃくちゃですし、このお二人(菅首相と小池都知事の画面表示)がおっしゃっていることというのは、私が医療現場から聞いたこととして聞こえたのはですね、「国民にまっとうな医療体制は供給しませんよ」というメッセージだと思うのですね。ですから、こういう人たちに国を任せていてはですね、国民の命は守れませんから、二人とも至急ですね、お辞めになったほうがいいと思います。”

(以上 202183 TBSテレビ 16:59ごろの 62秒間)

 

 取り急ぎご報告まで。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──始められた退陣要求 2021年8月3日

皆様


 本日のTBS Nスタはマスコミが実質的に倒閣を訴える画期的な内容のものでした。
 お馴染みの倉持仁医師の下記の発言が衝撃を与えております。

1.都庁が入院の基準にしている中等症(2)での入院では治療に間に合わないことはわかっている。
2.入院できるのは10数パーセントであり、1か月前の12分の1である。
3.対策は不十分であり、このままでは国民の生命は守れない。
4.国も都庁も「メチャクチャ」であり、お二人はおやめになればよい。

 五輪優先の現状は深刻であり、限界です。
 人命最優先への転換が求められます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──組織委員会の限界(露呈した犯罪性)-2 2021年8月2日


皆様


 寄せられてくる声援をお届けいたします。

 

(その1)

昨日配信の日経ニュースメールによれば、厚生労働省は2回接種を終えた人々を対象に、時間の経過と共に減少するワクチン効果への対応策として、来年3回目の接種を検討しているということは歓迎すべきことですが、その接種費用の一部の国民負担を検討中とのことです。東京オリンピックパラリンピックには菅政権は国内外の既得権益者のために1.5兆円を超す膨大な費用負担を日本国民に強要しながら、国民の生命、健康維持に不可欠なワクチン接種にかかる費用をたとえ一部とはいえさらにわれわれ国民負担とするとは、いよいよもって、この政府の「真意」が何辺にあるかをを疑わざるをえません。わが国民の、国民による、我が国に居住するすべての人々のための政府をとり戻しましょう!

 

(その2)

ご指摘の通り、菅首相、小池知事の賢慮な判断を期待したいのですが人間尊重、人命尊重 という 考えが彼らの辞書に無いようです。

日本の明治以降の政治家 として、骨のある 西郷 隆盛、高橋 是清、後藤 新平 の 様な 決断力に 富む政治家の出現を期待します。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──組織委員会の限界(露呈した犯罪性) 2021年8月2日


皆様

 

 ご報告した組織委員会の限界からすれば日本の命運は菅総理と小池都知事の掌中に握られていることになります。

 米国のCDCが発表した感染状況は衝撃的です。ワクチンを2回接種済みの市民の450余名に集団クラスターが発生したのです。ワクチン万能の考えが否定されたのです。

 

 深刻な国家危機です。五輪開催がメダルダッシュで国民の関心をそらして危機感の醸成を妨げていることは否定できません。海外の報道ぶりは東京湾の醜態の事例などを取り上げ厳しさを増しており、もはや東京五輪は「国辱」としか見なされません。「未必の故意」の犯罪性すら露呈しております。

 

 昨日の菅総理の記者会見に対する各方面からの批判の激しさに驚きます。この期に及んで五輪継続に執着する関係者一同は人命よりは経済を最優先する「原子力村」と同類の「五輪村」という呼称がふさわしく映じます。

 

 最大野党の代表が五輪継続を主張したことが衝撃を与えております。五輪が政治家の保身に利用されていることが露呈したのです。

 

 今守るべきは国民の生命です。これが最優先課題です。このために日本国民は「行く手を阻むものあらば切って捨てるに何かある」の覚悟で対応して行くものと確信いたします。

 皆様の格段のご支援をお願い申し上げます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

 

追伸 鳩山由紀夫元首相が2日までに自身のツイッターを更新。

この日、「東京のコロナ感染者が五輪を行えば増えると予想された以上に急増している」と書き始められ、「それに関して元財務事務次官の武藤組織委員会事務総長は、五輪と関係ない、なぜなら菅総理と小池都知事がそう言ってるからと述べた。思考回路を停止したトップに右へ倣えの忖度で、金メダルと共にこの国は奈落に落ちるのか」と強い言葉で怒りをあらわにされました。

多方面への発信メッセージ ──組織委員会の限界 2021年8月1日


皆様

 

 下記記者会見で報道陣から大会を運営する立場からの見解を重ねて聞かれると、武藤氏は「(五輪実施が感染拡大に)関係がないと断言できる立場にない」と述べた上で、「国を代表する総理と、主催者を代表する知事が言っている。これ以上の立場の方はおられない。その考え方に同調するということです。独自の立場で、我々が議論を展開する態勢を持っているわけではない。判断を放棄しているわけではない。これ以上ない立場の方々の判断を尊重するということです」と説明したと伝えられます。

 組織委員会の補佐の限界が示されました。

 

村田光平

(元駐スイス大使

多方面への発信メッセージ ── 未必の故意を認める発言か 2021年8月1日


皆様

 

 重大な問題提起です。

 

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は1日、記者会見し、大会関連の新型コロナウイルス感染状況について「これまでのところ想定内のレベルと考えている」と述べたと伝えられます。東京五輪がもたらす損害を具体的に想定していたことを認める発言であり、波紋を呼ぶものと思われます。

 リスクはあると認識して開催することは未必ではなく故意そのものになり、「未必の故意」の犯罪の要件が整うことになるからです。

 

 当初「オリンピック開催によって感染拡大のリスくはない」といった関係者がいたはずです。それが、今になって「想定内」であったと発言したことは大きな矛盾です。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 五輪の罪深さ-2 2021年7月31日


皆様

 

 東京で新たに4058人感染、 過去最多が各地に広がっております。

 市民の直観は五輪が原因であると断じます。事態の急変が予見されます。

 

 現にマスコミの五輪中断にかんするタブー破りが見え隠れし出しました。

 本日毎日新聞が大阪の女性看護師の心境につき下記の通り報じました。

<柔道やバドミントンの経験がある女性は、これまではテレビにかじりついて五輪を楽しんできたが、今回ばかりは興味を持てないという。「これだけ多くの人が亡くなっている中で五輪を開催することがずっと疑問で、今は怒りに変わってきている。医療現場のことを思うと、五輪を見てリフレッシュできる精神状態じゃない。今からでも中止すべきだ」と話す。>

 

 最近開催された「学者の会」が注目されます。(https://youtu.be/TVdLCqrCKoA

<新型コロナウイルスの脅威以上に、科学を軽視した場当たりの政策により生命が失われ市民的自由が奪われ、経済も政治も文化も教育も委縮し衰退しています。日本社会が崩壊の道を突き進む真っただなか、金儲けファーストで開催されるオリンピック。その祝賀資本主義の実体と政治的意図を社会科学によって明快に開示します。>

 

 この「学者の会」について友人から下記のコメントが寄せられました。<日本はやはり自由、人権、人間尊重に、特にリーダーは配慮する必要があると思います。ギリシヤの哲学者アリストテレスは指導者たるものはフロネシス(賢慮)が必要と述べています。「価値、倫理について分別をもって最善の判断と行為が出来る知恵」のことです。>

 

 倫理資本主義が言われだす中で、価値、倫理について分別をもって日本一新、世界一新に思いを馳せる人が増えております。

 五輪中断の実現が待たれます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ── 五輪の罪深さ 2021年7月31日

皆様


 東京五輪がもたらした国家危機の最中、過去最多の感染者を確認しながら東京五輪は人流を減らしているとの妄言がまかり通っております !
 医療崩壊は到来しております。
 五輪継続の「未必の故意」の犯罪性は最早否定しがたくなりました。
 内外の市民社会は東京五輪の中断を訴えております。
 皆様の格段の御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 東京五輪は核兵器の動きを阻害(米記事) 2021年7月29日

皆様


 米有力誌の記事及び最新のBCC文発信を添付してお届けいたします。
 19世紀に創刊された”The Nation"誌は「東京五輪は核兵器禁止の運動を阻害している」との論評を掲載し衝撃を与えております。

 海外で見られる批判記事の中で注目されるのは東京湾の醜態に関するものです。
https://www.newsdirectory3.com/triathletes-collapse-and-vomit-tokyo-swimming-pool-stench-vibration/g-pool-stench-vibration/

 下記は入口紀男先生から寄せられたコメントです。

<東京は、2011年福島第一原発電事故の数日後に一般河川と東京湾が高濃度の放射性ヨウ素131に汚染され、水道水からも乳児向け飲用基準値の約 2倍の放射性ヨウ素131が検出されました。東京湾の海底には現在も高濃度のセシウム137とストロンチウム90が沈殿しています。また、東京湾は透明度が低く緑色と褐色に濁って見え、しばしばトイレ臭がしたり基準値の 2倍の大腸菌が検出されたりします。
 選手たちは「古い便器をきれいに洗って新しい水を入れておいた。水質に問題はないからそれで顔を洗え」と言われたのと同じでしょう。吐いたり倒れたりしたのも当然です。ここで泳がせたことに、私は人間としての「感性」を疑います。>

 本日発表された感染者数は3日連続で3000人超です。担当大臣は「緊急事態宣言と五輪は無関係」などと発言しております!
 今急ぐべきは五輪中断であり、ロックダウンではありません。
 五輪中断こそ今求められている強いメッセージです。
 皆様の御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ── 中断されなければ後始末は日本国民に丸投げ! 2021年7月29日


皆様

 

 本日も東京都の感染者は3865名、もはや感染爆発を疑う余地はありません。

 官邸関係者及び都庁の担当局長の認識不足に批判の声が厳しく盛り上がっております。

 事態悪化の背景に五輪開催があることは明白です。

 市民社会は最早論議は無用であり、五輪中断による国民の危機意識の醸成が第一歩だと確信いたします。

 皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──否定できない医療崩壊-2 2021年7月29日


皆様

 

 市民社会は危機感を深めております。

 下記は現状を憂うる市民からのメッセージです。そのままお伝えいたします。

<本当に国家的危機ですね。でも、菅さんは海外での有観客のサッカーやテニスの国際試合を念頭に、この程度の感染状況下なら五輪の開催なんて当然と考えているようです!!!(在日外国人記者の談)

小池百合子知事は25日、菅義偉首相と公邸で会談し、終了後、都庁で報道陣の取材に応じ「東京五輪が非常にスムーズにいっているということを、共通認識として確認した」と説明した。。。(いつまで寝言を言い続けるのでしょう!現実を見てください!)

 

村田光平

(元駐スイス大使)

多方面への発信メッセージ ──否定できない医療崩壊 2021年7月28日

皆様


 尾身会長も医療ひっ迫を認めました。救急搬送困難も確認されております。
 感染者数は東京で28日には過去最多の3177人、全国の感染は9500人をこえました。
 株価の大幅下落も報じられております。
 国家の危機です。この危機感無くして国民の協力は得られません
 市民社会が求める五輪中断が急務です。他言を要しません。

 五輪が人流を増やし感染拡大を招いていることは確実です。
 五輪開催のもとで人流が減少しているなどとみなす専門家は失格です。責任が問われるべきです。
「安心・安全」は最早禁句です。
 猛暑、台風、水害、地崩れ等々の現実を前にして、この時期を理想的として五輪を誘致したことに対する非難が海外で始まっております。
 中断の決断を遅らせば遅らすほど被害は拡大して日本は窮地に立たされます。
 今こそ人命最優先の独自の立場から早急に五輪中断の実現に全力を尽くすことを市民社会は政府に提言いたします。
 皆様の御支援をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)
多方面への発信メッセージ ──市民社会の諸提言 2021年7月28日


皆様

 市民社会と政策決定者の橋渡しを心掛けている私には、各方面で活躍される方々からの傾聴に値するメッセージが多数寄せられて参ります。最近の事例をご報告いたします。

民会の深刻な危機感が伝わって来ております。


(その1)
誰のための、何のための五輪なのか、菅政権の暴走、小池都政の迷走が益々あらわになってきました。
想定外の感染者を出しつつオリンピックを強行しながら、国民・都民には自粛を強制する矛盾はもはや通用しません。
あり得ない「安心・安全」の下の愚行は「未必の故意」以外の何物でもない!
 
(その2
安倍晋三前首相の「アンダー・コントロール」と叫んだインチキ演説(20139月)から始まった2020年東京五輪関連の不祥事トラブルを拾ってみました。
・新国立競技場の設計変更トラブル(故ザハ・ハディド氏、膨大な建築費)

・エンブレムの盗作問題(佐野研二郎氏辞任)
・招致活動買収疑惑(武田恒和日本オリンピック委員会会長辞任)

・野村萬斎氏らの開閉式演出チームの解散
・東京湾の水質問題

・会場問題(暑さ回避のためマラソン会場を札幌に変更)

・組織委員会会長森喜朗氏の女性蔑視発言(森氏辞任)

・森氏の後継者の不透明な推薦活動(被推薦者川淵三郎氏)
・ボランティアの大量辞退
・新型コロナウイルス感染による1年延期(中止または2年延期の選択肢はあったはずが、安倍氏が1年延期に固執)

・聖火ランナー多数辞退

・佐々木宏氏(開閉式演出総合統括)の人気タレントの容姿侮辱発言による辞任

・小山田圭吾氏(開会式楽曲責任者)の過去の同級生いじめ問題発覚による辞任

・小林賢太郎氏解任(ホロコーストを題材にしたセリフ問題の発覚)・・・・・。

枚挙にいとまがないですね。

さらに、全体予算のベラボーな膨張。当初は7~8千億のコンパクトなオリンピックをうたい文句だったはず。それが想定外の1年延期に伴う経費増は別として、目下オリンピック関連インフラ整備を含めると3兆円はかかるとも伝えられています。しりぬぐいは全て国、東京都が請負い、そのツケは国民の税負担、もしくは、借金が残り、我々の後世に「どうかよろしく」となる。無責任極まれり!です。
かって見込のない戦争を始めた国の指導者の行いと酷似しています。
今後は「オリンピックそのものを考え直す」「IOCの体質を問い質す」良いチャンスにすべきでしょうし、上記五輪関連不祥事の発生原因と当事者の責任を徹底的に追求することが、不可欠だと思います。

 上記の通り市民社会から寄せられるメッセージには「忖度」に縛られない貴重な提言を読み取れます。
 多数のこれらのメッセージに立脚して市民社会を代弁する発信を今後とも行ってゆく所存です。
 皆様の御理解をお願い申し上げます。

村田光平
(元駐スイス大使)




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