マハティール・ビン・モハマッド・マレーシア元首相からの2013年1月23日付書簡






(仮訳)

村田様

全面的核廃絶を訴えるお手紙を頂き有難うございました。全く同意見です。

すでに全人類を滅亡させるに十分な核弾頭が存在します。放射性物質の発明以来、我々はある日気の狂った人物がこの恐ろしいものを世界中に降り注がせるので はないかと恐れながら生きております。核物質を無害にすることを習得しない限り、我々は発電のためであろうとこれを使用すべきではありません。

日本は独特な存在です。紛争を解決するための戦争を拒否する唯一の国家です。
不幸にも日本はボタンを押して戦争に訴える極めて好戦的な国を受け入れております。原子爆弾を使用した唯一の国です。

もし地球倫理に意味があるとすれば、そして3月11日を地球倫理日として創設するのであれば、いかなる状況の下でも紛争の解決として戦争に訴えるべきではないことを宣言するべきです。

日本、中国そして米国はこの立場を支持するために動き出すべきです。


マハティール・ビン・モハマッド




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