母性文化から縄文文化と福島原発事故を考える（レジュメ）
２０１８，１０，２９
村田光平
１母性文明の提唱と縄文文化
縄文文化は母性文化の源泉
中国と北京五輪開会式の“和”の字
老子の影響
父性文化の危険性 核兵器・軍国主義 経済至上主義 福島原発事故
母性文明の意義 フクシマ事故の教訓（経済重視から生命重視へ）
男性主導の父性文明から女性主導の母性文明への転換
2 縄文文化と女性の役割
「縄文道」の特許 国際的には母性文化、母性文明
国際的理解の高まり “Rising Women, Rising World”（英国）
“The Soul of Women”（日本）
「縄文ワールドネットワーク」の動き
「３．１１を地球倫理国際日に」（ユネスコクラブ世界連盟の決定、２０１３、３）、国連倫理サミットの提唱、
３ 福島原発事故
東京五輪は不道徳（under control,開催時期 「理想的」）、原発と表裏一体、原子力非常事態発令中、先延ばしされる緊急対策、「国を超えた公の視点」の必要性、
原子力と不道徳の全方位の破壊力 「驕れる者久しからず」～天地の摂理
（歴史の法則）
４ 安全性に誰も責任を取らない再稼働の危険性
過酷原発事故の再発は日本国家の危機のみならず地球環境をも脅かすものとして国際社会の重大な関心事
第１６１回 日本ビジネスインテリジェンス協会 講演要旨
―世界に冠たる縄文文化―
2018年１０月29日
一般社団法人 縄文道研究所
代表理事 加藤 春一
１．最近の縄文文化ブームの動向：
・映画 「縄文にハマる人々」 山岡 信貴監督、
・縄文展 上野東京博物館 縄文 1万年の美
・縄文展 パリ １０月17日から 安倍首相も鑑賞
・ロンドンサザビーズ で 縄文土器、土偶 約2億円で落札
・世界遺産登録 北海道 東北 3県 １８カ所
２．数字で見る縄文文化：
13000年、７０００カ所発掘、１５００種類 約３５０の竪穴住居 26万人 １０００人骨 ＤＮA １６０隻 １２％ １．１％
縄文中期（５４７０年前―４４２０年前 約１０５０年）が最盛期、日本史の最盛期の解釈も有る。
・三内丸山遺跡
・縄文火炎土器
・縄文ビーナス
・縄文女神
３．日本人観への歴史的転換：
弥生文化、農耕民族、島国、小国
縄文文化、狩猟、漁労、採集民族、海洋民族、
縄文文明論――従来の文明論からの転換 野人的、危機意識、創造的
自然、平和、母性、富の公平 普遍性を有する。
４．縄文道とは 仮説設定の未来道：
普遍の道―SDG’s の価値観と一致
自然との共生、平和な思想、母性重視――男女協働参画社会、 富の公平思想――8人の金持ち－36億人
大和の道―芸術―美意識 科学技術―創意工夫 武士道
縄文道 と 武士道 ２つで日本人アイデンテイテイー説明可能
５．新縄文人の育成が喫緊の課題：
縄文道と武士道の心構え、意識と超グローバルへの対応が出来る人財養成：縄文インテリジェンス─知力、体力、気力を有する。
・挑戦力―問題解決
・瞬発力―超グローバル時代のスピード
・危機予知力
危機察知力、危機回避力、危機対応力、危機克服力の有る新縄文人
結論：縄文文化は世界の偉大な文明、文化
対外発信は 縄文道と武士道で超グローバル時代への挑戦が必要な時代に入った。
今こそ「縄文パワーの現代への蘇りで未来へ挑戦へ」
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